あるところに中学2年生のバスケ女子がおった。
勉強は好きではなかったが、仲の良い友達と一緒に通塾し、講師の先生にも褒められて少しずつ伸びてきよった。
エデル「このまま伸びてったら○○高校合格や!」
バス女「えぇ~♪無理ですってww(^-^)」
そんないい流れの中、事件は起こったんや…
とある授業日。
エデル(今日はまだバス女ちゃん来てへんな。いつも授業の5分前には車で送ってもらっとるのに…)
そして、授業が始まってもバス女ちゃんは来ない…
エデル(もう授業開始から10分や…電話してみよう。ピポパ)
エデル「バス女ちゃんのお母様でいらっしゃいますか。…えぇ!?ここ数日学校に行ってない!?」
バス女ママ「最近LINEで他校の知り合いが沢山増えたみたいで、娘も複数のLINEグループに入ってるそうなんです。それで各グループの中で返信せなアカンって思っとんやろねぇ、勉強は手につかへんし寝不足で朝起きられへんようになってもてね…。」
エデル(エライこっちゃ…)
エデル「お母さん、バス女ちゃんに塾にだけでも来るように言うたって下さい。えぇ…お願いします。」
(…折角今まで頑張ってきたのに…いやまだ中2の3学期。間に合う。こっちが諦めたらあかん。バス女ちゃんと仲良しの講師の先生にも協力してもらおう。)
そこから、バス女ちゃんは学校へ行けない生活が続いてゆく。
そして数ヶ月後…
エデル「○○先生、最近のバス女ちゃんのメンタルはどない?」
講師「塾に来るのは楽しいって言ってくれてますよ♪宿題いっぱい出してもちゃんと解いてきますし(*^^)v」
エデル「さよか。はよ元の生活リズムに戻してやりたいなぁ…」
バス女ちゃんは中3になっても、ときどき保健室登校するのが精一杯の日々を送っておった。
エデル(さぁ内申点を左右する大事な期末考査や。バス女ちゃん3年なってから別室受験はしとるけど、大丈夫かいなぁ…)そんなことを考えていた矢先…
Prrr….
エデル「はい、もしもし。バス女ちゃんのお母様!…はい…うんうん…ええ!?期末受けてない!?(;゚Д゚)」
バス女ママ「なんか最近友達と揉めたらしくて、今まで学校に行けてなかったこととは無関係らしいんですけど、いっぺん休み癖がついてしもとるから簡単に『休む』って言って、行け言うても頑として聞かないんです…」
エデル「そんな…(T_T)」
それ以後、卒業までバス女ちゃんが学校に行くことはほとんどなかった。
努力することもできて、先生との約束もきちんと守れる子だっただけに、何とかしてやれなかったかと今でも思う。
《教訓》
うちのエデルマン先生
SNSは便利だが、振り回されるとそれまでの状況を一変させる。
学生とSNSというテーマに関して、私も思うことがありますね。どれも決していい思い出とは言えない(T_T)
エデルマン先生の思い出話はtwitterにて更新中。
悲しい思い出の時もありますが、何かの気づきになれば幸いです!