昔々のある日、中学1年生の女の子が塾にやってきました。
少し茶色のメッシュがかった髪が印象的なその子は、流暢な関西弁で「数学が苦手やねん」と、エデルマン先生に打ち明けてくれました。
体験授業をしてみると、さぁ大変!!
方程式の文章題で全部かけ算しとる女の子。
エデル「みかん100個とリンゴ100個あったら1万個の何が生まれるね~ん!」
女の子「とりあえずかける癖があるねん♪」
エデル「…(-_-)オソロシイヤッチャ」
しかも、雑談の中で彼女の保体の最低点は0点だと判明…
ところがどっこい、
本気になった女の子は週4回のペースで自習に来るようになりました。
分からない問題を意欲的に質問し、納得がいくまで繰り返し同じ問題集を解く。
それを繰り返すこと3か月…
あら不思議。数学が70点超!!!
女の子「先生自己ベストやで♪」
エデル「(*´ºдº)カンニングシタ!?」
(そして月日は流れ…3年の1学期末)
女の子ママ「薬剤師になりたい言うてますけど先生、○○高校いけますやろか…」
エデル「期末もOKやし、このままいけば推薦大丈夫ですよ♪」
(数日後…)
女の子「先生、通知表!」
エデル「はいはい♪」チラ
エデル「333333344」(*´ºдº)ソゲナ
エデル「オオオ女の子チャン、Whyコンナニ4ガナイノ?」
女の子「提出物が早く終わりすぎて、テスト当日に持って行くの忘れとってんw前もって提出できひん制度が悪いわw」
エデル「ぬぅぁぁぁぁぁぁん!OMG!FU●K!天皇陛下万歳!」
女の子「2学期ちゃんと出しまぁ~すwww」
そして、2学期末。
エデル「女の子氏、今回提出物は…(;’∀’)」
女の子「ちゃんと出しました!」
エデル「うむ。」
女の子「先生、通知表です!」
エデル「…ドキドキ」チラ
エデル「554445543」キタ━(゚∀゚)━!
女の子「〇高の推薦も貰えそうです♪」
そして、2月某日。
女の子「先生、私推薦受かっとるかなぁ?」
エデル「それは神のみそしる。」
女の子「ん?なんて?」
エデル「いや別にw」
数日後・・・
彼女は合格通知を手にし、目標である薬剤師への階段を上り始めました。
おしまい♬
教訓「心から納得できるまで打ち込める奴は強い」
エデルマン先生の思い出話は悠学舎twitterにて更新中です。
すべて実話です。
楽しんで読んでもらえたら幸いです♬
それではまた(/・ω・)/