【姫路市の学習塾】悠学舎 英賀保駅前校
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2025年1月26日
塾長のつぶやき

志望校を下げて〇〇高校へ合格しても嬉しくない

中3たちが1月の三者面談を終えて、

第1志望として受験する高校が決まった旨の報告をしてくれた。

学校の先生から

「あなたの内申と実力なら大丈夫でしょう!」

とお墨付きをもらった高校を受ける人もいれば、

「厳しいからおすすめはできない。」

と言われた高校に挑戦することを決めた人もいる。

お墨付きをもらって、その高校を受けることは自然な流れとして、

『止められても貫ける意志』というのは、大したものだと思う。

保護者の方から教えてもらったのだが、

「1つ下げて〇〇高校に合格しても嬉しくない」と言い切ったそうだ。

重い一言ですね。

本当によく言ったよ。

そこまで腹括ってるなら、是が非でも嬉しい合格を勝ちとろう!

そう応援したくなる。

親の立場でも、我々の立場でも、

「受かってほしい・悲しい思いをさせたくない」という気持ちが先行しすぎると、大事なことを見失う。

目標を持って取り組んできた子にとっては、

合格すること自体に価値があるのではなく、

「行きたい高校に合格することに価値がある」

そういうことだ。

受験において、

一番後悔の残るパターンは、行きたい学校に挑戦しなかった場合だと思う。

挑戦しなかったことは、不合格よりも重い後悔になる。

これは私の実体験なのですが、

私は高3のときに、センター試験(今の共通テスト)で盛大にコケて、

第1志望には、まず間違いなく受からない。

第2志望も絶望的…。という状況になった。

※センター試験での失敗は以前ブログにも書いたことがあるが、英語をサボり散らかしたことが原因。反省しかない。良い子のみんなは真似しないように!

高校の先生からは

「1つでも国公立大学に合格しておけば、浪人したときの励みになる。」

「理系やし、地方でもええから国公立大学に進んで、大学院で再度行きたい大学に挑戦したらええ。院試の方が大学受験よりいい大学に入りやすい。」

といった話をされて、第3の選択肢となる大学を受験することになった。

赤本すら買っていなかった大学を受験することになり、赤本を買って一応は勉強したが、前期試験までの1ヵ月間、身を入れた勉強はできなかった。

行きたい大学でもなかったので、

試験当日に緊張した記憶もないし、合格発表も現地に見に行かなかった。

ネットで合否を確認したと思うのだが、その瞬間が全く思い出せない。

自分事のはずなのに、それぐらい合否に興味が湧なかったし、合格の喜びも全くなかった。

高校の進路指導が国公立至上主義だったこともあり、当時の私は「国公立大学に合格しておけば自信になるのかな」なんて思って第3の選択肢を受け入れたけれど、

自分の興味がなかった大学に合格したって何の喜びもなかったし、何の自信にもならなかった。

「浪人したかったらしてもいいよ。」と親には言ってもらったが、こんなグダグダな終わりを迎え、緊張の糸が切れていた私は「受験はもういいかな。ここから1年も頑張れなさそう。」という気持ちになっており、滑り止めで受かっていた私立大学への進学を決めた。

私はこの経験があるから、

散ったとしても

「本当に受けたいところは受けておけ!」

と心から思う。

受かっても嬉しくないところを受ける価値はない!

進路指導の際には、

過去の合格最低点データと睨めっこして、どう考えても受かる見込みがなければ止めはするけれど、「絶対とは言えなくても、受かる可能性は十分にあるな…。」という場合は、本人の気持ちを最大限に尊重したいし、こちらから下げるようには言わないようにしている。

進路指導としては下げるように促す方が圧倒的にラク。

学校で厳しいと言われ、塾からも下げた方が無難だと言われると、10人中9人は下げると思いますし、下げてくれたら、こちらの心配の種も1つ減りますから。

でも、受験生本人が挑戦しようとするならば、我々も親も精神的にしんどくても向き合わないといけないかと。

まぁ、3月は胃が痛い日々にはなりますが…。それも宿命。

そもそも、

どんなに安全圏とお墨付きをもらっても受験に『絶対に大丈夫』はありません。

志望校を下げて気を抜いた結果ダメだった…というパターンもありますから。

結局のところ、

誰一人として、絶対に大丈夫なんて人はいない!!!

受験校が決まったら、あとは一心不乱に1点を積み重ねる努力をするのみ。

やれることは全部やって当日を迎えよう。

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