英単テスト
漢字テスト
これらの小テストの場面で、努力の量はみない。
「覚えてきたか」
「そうでないか」
それだけ。
冷たい言い方だけど結果しか見ない。
『暗記物の小テストに関しては』ね。
なぜかというと、暗記ものは「何時間やった」「何回書いた」ってことより、
『覚えるまでやった』
ということに価値があるから。
10分で完璧に覚えられるのであればそれでいいし、
3時間必要なのであれば、3時間勉強をして小テストに臨んでほしい。
要するに、テストというイベントに照準を合わせて、結果が出るように準備をしてきてほしいのです。
これは「逆算力」「逆算思考」と言われているもの。
私が思う、「社会に出るまでに身に付けておきたい能力ランキングTOP3」に入ると言っても過言ではないくらい大事な力です。
(そんなランキングがあるかは知りませんが…笑)
スポーツ選手だって、社会人だって、
試合や仕事の大事な場面で、力が発揮できる状態になるように準備をできる人でないと、当然結果なんて出ない。
結果を出す人にとって、ゴールから逆算してベストな状態になるように準備をすることは当たり前のことなんだよ。
人によって、得意不得意があるのは当然。
覚えるのが得意な人もいれば苦手な人もいるし、
今までの知識の蓄積が少ない人ほど、覚えるのに時間もかかるものです。
得意も不得意もひっくるめて自分。
自分は他の人にはなれないので、ちゃんと自分のことを知りましょう。
20個の単語や漢字のテストがあるとして、
僕は、私は、何分あれば完璧に覚えられるだろう?
何回書いたら完璧に覚えられるだろう?
何回読んだら完璧に覚えられるだろう?
何日繰り返せば完璧覚えられるだろう?
やり方は、あなたにしか検証できないのよ。
自分のことを知るためにも、本気で準備しておいで。
中学校の定期テストは暗記しないと点をとれないものがほとんど。
たった10~20問の小テストの準備すらできずに、
「定期テストの点が上がりません。」
と言われても、
「そうだろうね。」
としか言えないよ(-_-)
つい数ヵ月前に小文字のアルファベットのテストをしていた小学生が、
1日目は、January、February
2日目は、January、February、March、April
3日目は、January、February、March、April、May、June
と毎日2語ずつ覚える単語を増やして、1週間で10語を完璧に覚えれるように頑張ってるんだよ。
このやり方は1週間で10語覚えるにはどうしたらいいか、お家の人と考えた作戦らしい。
毎週の小テストで結果も出している。
5日で10語を一通り覚えて、残りの2日で完璧にする。
これも立派な逆算思考だね。
最近の暗記物の小テストは、小学生たちの頑張りが目立つ(´ー`*)
しっかり準備をして満点をとる癖をつけて、中学生になろうぞ♫
中学生たちよ。
負けるなよ。