それは、6月の暑い日のことであった。中3生との夏の面談。
母「うちの子、部活引退して夏休みになったら全然勉強しない気がするんです…本当に勉強嫌いで…」
エデル「( ^ω^ )ボクモソウオモイマス」
母「中3の夏休みって1日何時間ぐらい勉強するものなんですか?」
エデル「( ^ω^ )…8時間グライシタイナ」
母&男の子「・・・( ゚Д゚)」
エデル「いいですか?1日8時間の勉強というのは、仮に1時間勉強&30分休憩の繰り返すだけでも、寝るまでには達成できるんです。それが難しいと感じるなら、まずは30分勉強&15分休憩にして始めてみて下さい。」
母「あんた、30分勉強で15分休憩ならできそうやん!」
男の子「うん…(-ω-)」
そして、夏休み初日。
エデル「午前中に3時間勉強してきたかい?」
男の子「うん…(-ω-)」
エデル「OK。ほいたらここで4時間はお勉強や♪(塾の自習)」
男の子「うん…(-ω-)」
1時間後…
エデル「チラ…え、、、1時間で1ページだけ?(隣の生徒に無言で確認)」
隣の生徒(男の子君のスマホをじーっ(;´・ω・))
エデル(#^ω^)キサマ
エデル「男の子君。学習時間 1日8時間の意味分かっとるか?」
男の子「うん…(-ω-)」
エデル「お前の親はお前が塾で4時間勉強してきたって思当然うよな。」
男の子「うん…(-ω-)」
エデル「30分勉強・15分休憩でも3ページは進むよな。」
男の子「うん…(-ω-)」
エデル「次こんなことしとったら、自習室使わせへんからな。」
1週間後…
エデル(最近アイツも多少真面目に勉強し始めたな。今日もちゃんと来て勉強しよるし。あ、車の中に忘れもんしたわ。取りに行こ。)
駐車場への道にて・・・
ん?あそこ(塾の近くのゲーセン)におるのは…男の子君か( ゚Д゚)?教室出るにはワシの前を通るはずやのに…見間違いか…?
教室戻ってみると、居たはずの席には男の子君はいない…(;゚Д゚)
(ガチャ)
エデル「あ!!」
男の子「あ…」
エデル「お前、自習室横の非常口から抜けてゲーセン行ったな…親の気持ちを無下にしおって…!」
(ピポパ)
エデル「もしもし。男の子君のお母さまでいらっしゃいますか?実はかくかくしかじかでして…」
その生徒はその月いっぱいで塾を辞めました。
今回のエデルマン先生の思い出話は、ハッピーエンドではなかったですね。
勉強中にスマホをさわる癖・嘘をつく癖・嫌なことから逃げる癖・適当に返事をする癖・塾に行くふりをしてどこかでサボる癖…。
悪い癖ほど一度やり出すと止められなくなります。本人にとって耳が痛い話でも、周囲の大人が根気よく注意していくことが大切ですね。
エデルマン先生の思い出話はtwitterにて更新中(*’▽’)
次回もなかなか癖の強い生徒さんのお話だなぁ。笑