集団授業だからこそ見えてくる
生徒たちの姿がある。
私は独立前、個別指導の現場を多く経験してきた。
また、悠学舎が小規模な集団なので、今でも個別で指導をすることも多くある。
個別指導は個別指導でいい点がたくさんあるんだが、
生徒を客観視できるのは絶対に集団授業だな。
とつくづく思う。
そして、
「客観視した生徒」=「学校の先生から見た生徒」
だと思っている。
私の経験上、
個別で指導して根っからの問題児ってほとんどいない。
1対1で話すと素直で真面目に授業を受けれる生徒がほとんど。
そんな中で、
個別で1対1で指導をしていて、とても意欲的だし、真面目だし、提出物も出してるって言ってるのに、どうして通知表の「関心・意欲・態度」にBやCがつくの?
って思った生徒が何人もいた。
でも、
そういう生徒を集団授業に放り込めば、
BやCが付く理由がわかる時がある。
これは悪い方で目立つわ…と。
集団の授業で目立つ。
些細な行動を3つ書いてみる。
学力は全然関係ない。心掛け次第で直せることなので、
「あ…自分に当てはまってるかも(・ω・;)」
って人は、明日からの学校生活で気を付けてみましょう。
まず、
話を目で聴かない生徒。
前で先生が話している時に、よく下を向いてる人は要注意ね。
大人しめで自信のない生徒がこれに該当する。
当てられたくない。目立ちたくないって心理もあるかもしれない。
教科書読んでるように見えたら大丈夫かな?
って思ってるかもしれないけど、大間違いだよ。
前に座ってるとか、
後ろに座ってるとか、
そういうのは全然関係なくて、
目で聴かない生徒は、
頭が下がってるから、
かなり目立つんだよね。
教室のその部分だけ黒いんよ。頭を見せてるから。
下を向いてる=聞いてない
とは決めつけれないし、ちょっと下を向いているぐらいの方が考えれるって人もいるかもしれない。
でも、理由はどうあれ、
人の話は目で聴く癖をつけた方がいい。
以前、個別指導では明るく目を見て話す子だったのに、集団授業に参加させたら下向いてばっかりの全くの別人でびっくりした記憶がある。
次に、
解くのが遅く諦めも悪い生徒。
集団授業だと、全員が解き終わっていなくても時間を決めて切ることが多い。
学校の授業もそうじゃないかな?
そこで「終わり」の合図を出しても、なかなか解くのをやめない子がいる。
解説を始めても、ずっと解けていない問題を解き進めたり、考えたりしている様子。
1つ目のと似てて、顔が上がらない。
これも前から見ていると悪目立ちする。
これは教える側の気持ちも入っているけど、
解けていない人ほど、聞いてほしい人。
だから、余計に気になる。
粘り強いのはいいことなんだけど、
時間内に解けないということは、
理解があやふやだったり、解き方が遠回りだったり、公式を覚えていなかったり、
必ず何か原因がある。
時間内に解き終わらなくても、
授業中は潔く諦めて先生の解説を聞くのに全力を使った方がいい。
授業中に解けないことは何の減点にもならないけど、
授業中に聞いていないことは通知表の減点材料になる。
そのことはちゃんと知っておいた方がいい。
ちなみに、このパターンは個別指導では見抜きにくい。
なぜなら個別指導だとその子のペースで終わるまで待つことが多かったから…
あとは、
見直しをする生徒とそうでない生徒。
これはうちでいう小テストの時だけど、
真剣に見直しをしている生徒と時間を持て余している生徒は、前から見ていると一目瞭然。
ペンの動きと目が全然違うから。
学校で同じような時間がどれほどあるかは知らないけれど、
早く解き終わって暇な時に、ボーっとしてたり、落書きをしてたりしてるのは、
注意されないだけでバレてるかも。と思った方がいいよ。
粗探しが好きな先生は、しれっと減点材料にするんじゃないかな。
以上、
今日は、集団の中で目立つ、
3つの行動を書いてみました。
心掛け次第で直せることなので、気を付けましょう。
今度、中学生の授業を前から撮影して、塾生と見る時間をつくろうかな。
学校の先生目線で、集団の中で自分がどのように映っているのか?
客観的に見て知っておくのも悪くないかもね(´ー`*)
期末テストが終わってからかな。
この2週間は、塾生に動画鑑賞なんてさせてる余裕ないしな(^^;)
今は、期末テストに向けて頑張ろう!!!