小学生も中学生も、
高校生だって、
学力を伸ばすためにやることは基本的には同じです。
たまに
「うちの子、勉強の仕方がわかっていないようで…。」
と保護者の方からご相談を受けることもありますが、
子供たちは、どうすべきかわかっていますよ。
親のいないところで、
「この科目ヤバいやん…(・ω・;)
できるようになるにはどうしたらいいと思う？」
って聞いたら、
・何回もやって覚える。
・教科書をちゃんと読む
・間違えた問題を解き直す。
・わからない問題は先生に聞く。
など
このような答えが返ってきます。
はい、
これらの勉強法、
大正解です！
まさに、成績上位層の子がやっている勉強法！
では、
これをやればいいとわかっているのに、
どうして「勉強法がわからない。」なんて言うのか。
私が考える理由は２つです。
まず理由１つ目。
これらの勉強法、
面倒臭いんです。
時間がかかるんです。
しんどいんです。
地味なんです。
こんなに面倒臭くて時間がかかる方法じゃなくって、もっと楽して成績が上がる方法ないですか？
って聞きたいわけです。
あのね。
ないよ。そんなもん。
仮にあったら喜んで塾生全員に教えてますし、
そんなものが世に出回っていたら、
もっと100点の人が大量にいないとおかしいでしょ。笑
みんな東大いけるわ！
理由２つ目。
甘えているだけです。
『勉強法がわからない。』と言ったら、
「そっか。じゃあ成績が悪くても仕方ないか。」と思ってくれるかな。
「可哀想な自分」の設定ができあがるかな。
「じゃあ、先生に相談してみよっか。」と怒りの矛先を変えてくれないかな。
親や先生が心配して助けてくれないかな。
直接こんなことは言わないですし、
ここまで知恵は働いていないかもしれませんが、
『勉強法がわからない』
＝『だから自分は悪くない。』
＝『この成績になった原因は自分じゃない』
そう言いたいんでしょ。
と、私は思います。
要するに
『勉強法がわからない』は、
責任から逃れられる魔法の言葉なんです。
私の頭の中の返答は
「甘えたこと言ってんな～。
その点数はどう考えても勉強不足だろ。
自分の点数に責任を持たないと何も変わらんよ。」
ですね♪
ちょっと毒づきましたが、
私たちは、
頑張って自分を律して、
遊びたいのを我慢して、
先に書いたような地味でしんどい勉強をコツコツと頑張ってる人たちをたくさん見ていますから、
遊ぶだけ遊んで、
自分に甘々で勉強して、
完全に勉強不足でテストを受けて、
点が悪かったら「勉強法がわからない。」
そんな甘えたことを言っているのを聞いた日には…
成績を上げている人間の努力、
なめんな。
って思いますよね(´ー`*)
自分を追い込んでやっている人たちからすると、
あなたが「部活疲れた～」ってゴロゴロしている間も、
だらだらインスタ見てる間も、
漫画を読んでる間も、
アニメを見てる間も、
youtubeを見てる間も、
私は、毎日コツコツ勉強していますが。
10回繰り返しても覚えられない単語や用語は20回繰り返してますが何か？
文章題1題に20分、30分粘ってます。進まない勉強ですけど何か？
それでやっとの思いでテストで90点を超えてるんですけど何か？
こんなにやってもテストでダメな時もあって、へこむ時もありますが何か？
って。笑
努力している人は、
誰かにやらされてじゃなく、
自分で決めてやっている子たちなので、
文面ほど嫌々じゃないとは思いますが、
大事なことなのでもう一回、
成績上げてる人間の努力、
なめんな。
楽して高得点を取ってると思ったら、
大間違いじゃい。
ですね。
これは保護者の方への助言になりますが、
我が子が「勉強の仕方がわからない」って言ってきたら、
「あらあら可哀想に…。」と真に受ける必要はありません。
「じゃあ今回のテストに向けてあなたは何をしたの？」って具体的に聞いてあげてください。
どうしてその点になったたのかを振り返って、ちゃんと自分の点数に責任を持たせることが大切です。
まぁ1周しかワークをやっていなくても2周した。とか言うてくることもあるとは思いますが、原因の99％は勉強不足ですし、本人もわかっているケースがほとんどですので、「ほ～ん。言うてみ。」というスタンスで言い訳を聞いてあげましょう。笑
「勉強の仕方がわからない」で逃げれないことがわかると、次から言ってこなくなります。笑
中学生は、
1学期のテストも全部終わり、
成績表も返ってきましたね。
もうすぐ夏休み、
今の成績に満足していないなら、
目標がもっと上にあるなら、
甘えたことを言っていないで、
自分の成績(点数)に責任を持って、
面倒臭くて、しんどいことから逃げずに、
自分で何とかしなさいよ。
誰でも・簡単に・楽して・成績が上がる！
そんな魔法のような勉強法はないから。
私たちは応援やサポートはするけど、
やるのはあなた自身です。
さぁ、今年の夏は誰が伸びるか楽しみだ♫
