こんにちは
塾長の一井です。
台風がノロノロとやってきていますね。
テストの日と台風の日が重なりそうですが、モチベーションを上手に維持していきたいところです。
さて、40日もあった夏休みも明日で終わり。
中高生は2学期の幕開けと同時に実力テストですね。
塾生の皆さんは1学期の期末テストの点数を覚えていますか?
国語は?数学は?英語は?
『何点ぐらい』ではダメですよ。
一の位まではっきりと覚えていないといけません。
「覚えていない」ということは、
『そのテストへの熱量が足りていなかった証拠』
だと私は考えます。
だって本気でテスト勉強をしてとった点数なら、
嬉しい点も、悔しい点も、嫌でも一の位まで覚えているものですよ。
塾生に目標点を考えてもらうときに、
前よりいい点を取りたいです!
と言ってくれる人がいますが、
「前回何点やったん?」と聞くと「60点ぐらい」みたいな返事が返ってくる人がいます。
「ぐらい」って何なんでしょうね。あなたにとっては56点も64点も同じですか?
前回の自分の点数を正確に覚えていない状況で、
前よりいい点を取りたい
って目標になっていませんよ。
自分の点数・超えたい点数を意識することの大切さを簡単な例で説明します。
たとえば、
積み木を積み上げる遊びをしていたとして、
今までの最高記録は12個だとしましょう。
最高記録は12個だから
『次は13個や!』と目標を持って積んでいく人と、
何も意識せずにとりあえず積んでいく人、
・どちらが思考を巡らせて、たくさん積めると思いますか?
・どちらが記録を更新し続けられると思いますか?
最高記録が12個だと意識できている人は、
12個を達成できた時のことを思い出しながら、序盤から丁寧に積んでいくでしょう。
12個まで積めた時は8個目の段階で全然ぐらついてなかった。
いつも右に倒れるから、ちょっと左に寄せて積んでみよう。とかね。
とりあえず積んでみて12個を超える可能性はある。
でも「なんとなく、適当に、ノリで」達成した記録には再現性がない。
再現性がない記録には続きがない。
最高記録の13個を達成した時に
「なぜ13個積めたのか?」の根拠がある人は、14個積むこともできるでしょう。
記録を意識することは本当に重要。
新記録を更新し続けていく人は、
記録を認識している人。
目標を明確にして学習を進めていこう!
では(・ω・)ノ