小中学生の夏休みが始まり1週間、
小学生にも中学生にも、あと少しで課題が終わりそうな人が出てきました(*^^*)
もう終わりが見えている人は相当努力していると思います!
頑張っていますね(´ω`*)
本日のブログは「丸付けのタイミング」について。
自習中にアドバイスとして伝えている人もいますが、ぜひ塾生に読んでもらいたい内容です!
夏休みのワークやテスト前の課題、
丸付けをせずに、10ページ、20ページとガンガン課題を解き進めている人がいますが、
その進め方、やめましょう!
絶対、やめましょう!
もし、丸付けを後回しにしてガンガン進めている人は、
その進め方がどうして良くないのか、
ちょっと考えてみてから下を読んでみて下さい。
(私はこまめにやってますよ♬って人も、こまめにやった方がいい理由を考えてみて下さいね。)
考えるの大事(´▽`)
・・・では、
私が思う、
「丸付けをまとめてやってはいけない理由」を3つ紹介しますね。
①間違えたやり方を反復してしまう可能性がある
②正しい解き方や知識を使う機会の損失
③丸付けがただの作業になる
では、一つずつ見ていきましょう!
①間違えたやり方を反復してしまう可能性がある。
人間の脳は繰り返し出てくる情報は「これは大事な情報だ。覚えておこう。」としてくれるそうです。
そういうわけで、勉強において「反復」は非常に大切と言われています。
丸付けをせずに解き進めるということは、
この脳の優秀な機能を、悪い意味で使ってしまう可能性があるということですね。
「(間違えた方法だけど)繰り返し出てきているので、大事な情報だ!覚えておこう!」
そうやって間違えた情報で反復をした結果、漢字、重要語句、計算方法、英単語のスペル、文法など、色んな場面で間違えた知識で定着してしまっている人がいます。
中には間違えた知識だと気付いていない人もいます。答え合わせ&直しを真面目にやらない人は気付けませんよ(;´・ω・)
②正しい解き方や知識を使う機会の損失
中学生の長期休みの課題は単元別に分かれており
「基本」➔「標準」➔「発展」の順番に並んでいることが一般的です。
「1ページまたは2ページ解いたら丸付けをする」というやり方にすると、
仮に解き方を勘違いしている問題があったとしても、早めに気付けますよね。
こまめに丸付けをして、1つずつ理解しながら進めていくと、
間違えた解き方を繰り返すこともなければ、それ以降のページでは正しい解き方で解く練習まで出来てしまうんです。(なんとお得な!)
③丸付けがただの作業になる
大量のページをまとめて丸付けをすると、丸付けがただの作業になる人が多いです。
『丸 or 赤で答えを書く!』
So それが丸付けダ!以上!!!
そんな感じでしょうか( ;∀;)?
10ページ・20ページ一気に丸付けをして、もしも間違えたところが多かったら…やり直す気になりますか?
「間違えたところを解けるようにするのが勉強」なので、
やり直さなかったら、勉強の仕方としては全然意味がないですよね。
「同じ1冊のワークを解く」ことで、
片方は
間違えたやり方を反復するリスクがあって、
正しい解き方・用語を確認しないまま進むので間違いも多く、
まとめて丸付けをして✖が多いと、
真面目にすべて直すのが大変なので、結局赤で答えを書いて終わりにする箇所が増える。
その結果、ワークを解いてもほとんど成長しない…
その一方で、
こまめに丸付けをすると、
間違ったやり方や用語に早めに気付けて、
正しい解き方を反復できて、
結果的に丸も多くなり、
直す箇所も少なくなるので解き直しまで頑張れて、
ワークを進めることで勝手に基礎が固まっていく。
たった1冊のワークへの取り組み方ですが、
知識の定着にとっても差が生まれるのがわかりますか?
自分が得意な単元なら、見開き1ページずつ。
あんまり自信がない単元は1ページずつ。または大問1つずつ丸付けをしてもいいぐらいです!
正しいやり方で反復するのが一番ですよ!
せっかくやるなら、
できる問題を1つでも増やせるやり方で取り組みましょうね!
以上、
本日は「丸付けのタイミング」についてでした♬