
こんにちは!
英賀保の学習塾、悠学舎の一井です。
塾で生徒たちと接していると、勉強そのものと同じくらい「普段のちょっとした行動」が気になることがあります。
例えば、中学生には成績表やテストの答案を提出してもらうようにしているのですが、いつまでたっても持ってこない子がいます。
そんなときは本人に「いつ持ってくるの?」と聞いて、自分で期限を決めてもらいます。
「明日、必ず持ってきます!」 「次の授業で持ってきます!」
ところが、いざその日になると、また忘れてくる。
宿題でも同じようなやり取りが繰り広げられます・・・。泣
いやいや、約束どんだけ破るねん……
と、こちらは思うわけです。笑
もちろん、誰にでもうっかり忘れはあります。
ただ、同じことを何度も繰り返し、改善しようとする様子も見られないとなると、少し立ち止まって考える必要があります。
普段の行動は、いざというときに表れる
実は、こうしたやり取りが続く子には一つ共通点があります。
それは、「学力が伸び悩んでいることが多い」ということです。
もちろん、「成績が振るわない=約束を守れない」と決めつけたいわけではありません。
ただ、私の指導経験上、成績の伸びと「約束を守れるかどうか」には、非常に深い関係があると感じています。
「自分で決めたことを実行する」
「できなかったときは原因を考えて、改善する」
こうした自己管理が苦手だからこそ、約束を守れなかったり、勉強の習慣化につまずいたりしてしまうのです。
大人になれば、仕事には期限があり、人との約束があります。
大事な場面になってから急に「責任感」や「自己管理力」が身につくわけではありません。
日頃の小さな行動の積み重ねが、いざというときの姿を作ります。
「忘れてた!」で終わらせないために
誤解のないように言うと、子どものうちから「一度も約束を破ってはいけない」と言いたいわけではありません。
失敗すること自体は問題ではないのです。
大切なのは、約束を守れなかったあとにどう行動するかです。
何の工夫もせずに「次は忘れないようにします」と反省の言葉だけ口にしても、残念ながらまた同じことを繰り返してしまいます。
意識だけに頼るのではなく、「どうすれば防げるか」という具体策にまで落とし込むことが欠かせません。
- なぜ忘れてしまったのか原因を考える
- メモを取るなど、同じ失敗を繰り返さない工夫をする
こうした「失敗を次の工夫につなげる経験」を積み重ねることによってのみ、自分の行動に責任を持てる大人へと成長していくのだと思います。
そしてもう一つ、皆さんに知ってほしいのは
「約束を破られた相手の気持ち」です。
提出物を忘れたとき、困るのは自分だけではありません。
「言葉を信じて待っている先生がいる」
「確認するために時間を用意している人がいる」ということ。
家族や友達との約束事であれば、
約束をした人の気持ちを考えてほしいんです。
「忘れてました」の一言で片付ける前に、相手の立場に少しだけ思いを馳せられるようになってほしいのです。
日々の小さな積み重ねが、人間性と学力を育てる
私は塾生たちに、勉強ができるようになることと同じくらい、「周囲から信頼される人」になってほしいと願っています。
そのために必要なのは、特別なアプローチではありません。
宿題をやること、提出物の期限を守ること、約束を守ること
そんな日々の当たり前の積み重ねこそが、「信頼」に繋がります。
頭が良いとか悪いとか、勉強が得意かどうかは関係ありません。『約束を守れるか』信頼を決めるのは、いつだってそこです。
約束を大切にできる人なら、たとえ不器用でも、うまくできないことがあっても、周りから「この子を応援したい」「力になってあげたい」と思ってもらえる人になれます。
保護者の皆様におかれましても、ぜひ「なぜ約束を守ることが大切なのか」「次はどうすれば防げるか」を、お子様と一緒に考えるきっかけにしていただけたら幸いです。
日々の小さな約束を守れるようになることは、人間性を深めるだけでなく、巡り巡って必ず勉強の成果(=成績アップ)にも結びついていきます。
塾生の皆さん、日々の小さな約束を守って、『この子を応援したい』と思ってもらえる人になってくださいね!


