こんにちは。
悠学舎 塾長の一井です。
小中学生の授業をしていて、少し気になることがあります。
それは、「間違えることを極端に怖がる子」が増えているように感じることです。
なんというか…
間違えるくらいなら「わかりません」と答える方がまし。
間違えるくらいなら、最初から動かない。
そんな雰囲気を感じることがあります。
たしかに最近は、わからないことや、どうしようか迷うようなことがあれば、ChatGPTやGeminiといったAIに聞けば、すぐに「正解らしき答え」が返ってきます。
「正解らしき答え」を手に入れることが容易になりすぎていますよね。
AIが出した答えは信頼できる。
だから、自信を持って答えられるし、行動もできる。
たとえ、その答えが的外れな内容であったとしても…
それでいいのか?
いや、アカンでしょ。
すぐに正解を求める思考
正解がわからないと動けない思考
これは、かなりマズいと思っています。
なぜなら、世の中に「絶対的な正解」なんてほとんど存在しないからです。
その時は正しいと思われていたことが、少し時間が経てば「いや、あれは違ったんじゃないか」と評価が変わることもあります。
そういうことは、社会では珍しくない。
だからこそ、
自分の頭で考えないとアカン。
AIが出した答えや、誰かが考えた正解、そこにしか自信が持てないとしたら、
「あなた自身の意見は?」
「あなたの意志はどこにあるの?」
という話になってしまいます。
私は、そんな子供の将来がとても心配です。
だいたい、自分で考えずに動いている人ほど、何か不都合なことが起きたときに他人のせいにしがちです。
「あのとき、お母さんがああ言ったから」
「だって、○○ちゃんがそう言ったもん」
そんな風に他人のせいにする人になりたいですか?
ちなみに、勉強というのは
自分で考えて、間違えて、修正して、また考える。
その練習の場です。
「自分なりにこう考えた!」
と胸を張って言えるなら、間違えてもいいんです。
むしろ、その間違いがあるから成長できる。
何も書かない人には、「じゃあ次はこうしてみようか」ができません。
だからこそ、子どものうちにたくさん悩んで、考えて、失敗してほしい。
AIに頼る部分もあってもいい。
だけど、「正解がわからなくても自分なりの答えを出す」「自分の意見を伝えてみる」
そういう姿勢はめっちゃ大事にしてほしい。
便利な時代だからこそ、“自分の頭を使う力”は、これからますます大切になると思っています。
それでは本日はこのへんで(・ω・)ノ

