こんにちは
塾長の一井です(*’▽’)
7月も明日で終わりですね。早いものです・・・。
さて、表題の件ですが、
進学校とは、一般的に偏差値60以上の高校を指すことが多いです。
姫路市の公立高校でいえば、
姫路西・姫路東・市姫・飾西
このあたりが進学校に分類されます。
こうした高校は、
「勉強を本気で頑張りたい人が進む場所」であり、誰かに無理やり行かされるような場所ではない
と私は考えています。
本当に。
心から、そう思います。
なぜなら、
これらの高校は、中学生の想像を遥かに超える授業スピードと学習量が待っているからです。
入学式で、大学受験の話が当たり前のように出てきて、
「今日から大学受験に向けた学習を始めましょう」と言われる環境です。
高校に遊びに来ていると思うなよ、勉強しろというメッセージです。
ちなみに当然、目指す大学は全員が国公立です。
最初から私立志望なんてありえません。
私立は国公立のレベルに届かなかった人たちが受けるところという雰囲気が漂っています。
高校1年の夏には、国公立大学のオープンキャンパスへの参加が義務となっており、レポートの提出もあります。
高校受験期並みの学習量を高1・高2でも継続している人も珍しくありません。
相当要領が良い子でないと、そのくらいの努力をしないと高校の授業スピードについていけなくなります。
さらに、夏休み中も「補講」と称して、全員参加のいつもの授業が行われ普通に授業が進みます。
毎日の授業課題とは別で大量の夏休み課題もたっぷりあります。
進学校ってそういう環境ですよ?
中学3年生の中には、
これらの進学校を志望しているにもかかわらず、
この夏、本気になって勉強に取り組めていない人もいます。
その程度の覚悟では、そもそも合格は難しいでしょうし、たとえ運よく合格できたとしても、入学後の授業についていけない可能性が高いです。
親や私たちからガミガミと言われないと勉強ができないなら、進学校はやめとけ。
というのが私の本音です。
うちの塾は、
「西高○人合格!」
「東高○人合格!」
といった合格実績を売りにしている塾ではありません。
西高を受けましょう!(合格実績のために)
なんてこともいいません。
進学校へは本気で行きたい人が行けばいいのです。
歴代の塾生の中に、
上記の進学校へ合格している生徒もいますが、
彼ら、彼女らの受験期の様子を思い返しても、ガミガミ言わずとも机に向かっていた姿ばかりが思い出されます。
自分は家では集中できないと分かった上で、塾の自習スペースに籠っていた子も多いです。
あまりにもずっと塾にいるので、「ちゃんと休憩しーや」と言っていた子も一人や二人ではありません。
進学校は
勉強に対する“当たり前の基準”が高い人たちが集まる場所。
『勉強することが当たり前』の世界。
周りからガミガミ言われて勉強する人が通うような場所ではありません。
小言みたいに聞こえるかもしれませんが、
勉強したくないのに進学校に行くのはやめておいたほうがいい。
本気でその環境に進みたいなら、自分が変わらないとアカン。
……そんな思いを伝えたくて、今日はこのブログを書きました。
では( `ー´)ノ