小学生で算数の問題を間違えた際に、
「計算ミスです!」
が口癖のようになっている子がいる。
間違っている部分をよくよく見てみると、
そもそも割り算で解く文章題を、掛け算で解いている・・・(;^ω^)
どう見ても計算ミスなんてものではなく、しっかりと間違えている。笑
「わかってたんです!計算ミスです!」
なんて言い張るのは、自己防衛の一環だとは思います。
でも、この子には、自己防衛的な反応を乗り越えて、間違いを学びのチャンスとして受け入れられるようになることが必要だな。
なんて思いながら指導をしています。
この子に限らず、他の子にも
「間違えること=悪いこと」ではない、
という価値観を持ってほしい。
いいんだよ。間違えたって。
もしも1問も間違えずに、すべて完璧に解けるなら・・・塾に通う必要はないでしょ。笑
塾の授業中や宿題で間違えたら、
「あぶねー!テスト本番じゃなくてよかった!」
ぐらいポジティブな受け取り方ができるのが理想です。
「ここで間違えてよかった!解き方の確認しとこ!」ってね。
間違えることは、自分の弱点を知って、成長につなげる絶好のチャンスですからね♪
間違いを「計算ミス」という、比較的軽いミスとして処理してしまえば、心は傷つかないかもしれない。
でも、間違った事実に蓋をしてしまえば、そこからの学びがありません。
でも、その間違いと今向き合っておかないと、近い将来もっと格好悪いことになって、大きな恥をかくことになるかもしれない。
塾に来て、こうやって関わっている子だからこそ、
学力だけじゃなく、考え方の面でも成長していってほしい。
間違いを学びに変えていける人になっておくれ(´▽`*)