生徒:先生、再テストやって帰ります!
私:了解!親にLINE入れとこか?それとも自分で連絡する?
生徒:大丈夫です!〇時に迎えに来てって言ってます。それと、私ちょっと前からスマホないんですよ~。
私:何で?何かやらかしたん?笑
生徒:お母さんと相談して受験が終わるまで封印することに決めました。私のスマホはお母さんの職場のロッカーに置いてあります!
私:おおー。ええことや!そのまま捨ててもらえ。笑
生徒:嫌です!受験が終わったら絶対に返してもらいます!でも、スマホってなくても意外と大丈夫ですね。
私:せやろ!前から言うてるやん!まぁようやく本気になったということで、頑張りや。
生徒:はい。ホンマにヤバいんで頑張ります。
これはとある中3受験生と私のやりとり。
結局ね、そういうことなのよ。(色んな意味でね。)
スマホなんてなくても、中学生活で本当に仲が良い友達との関係は崩れないし、学校や塾にも普通に通えるし「送迎で連絡とれないと困る。」とか言ってても、いざスマホがなくなれば、帰宅時間を予め親と決めてその時間まできちんと勉強ができている。
口の悪い言い方だけれども、
スマホはあなたにとっては
ただの高価なおもちゃで、
頭にほとんど残らないYoutubeのショート動画や
インスタのリール動画を見て、
中学生活という二度と取り戻せない貴重な時間を無駄にしていただけなのよ。
内申が決まるまであと1ヵ月…
一般入試まであと4ヵ月…
もっと早く気付いてほしかったのが本音ですが、あなたにとっては今が最も早いのタイミングだったのでしょうね。
一生に一度の高校受験です。
悔いのないようにやり切ってほしい。
受験体験記の『保護者の受験体験記』に目を通してもらってもわかるのですが、中3受験生たちが頑張り始める時期には個人差がある。
大きく3つの時期に分かれる。
中2から中3の春休み頃からギアが上がる子、部活を引退して夏からギアが上がる子、ちょうど今の時期にギアが上がる子。まぁもっと遅い子もいますが…。
早ければ絶対に志望校に合格できる!
なんて甘いものではないですが、
意識が変わるのが遅かったせいで、内申点が間に合わなかった例は山ほど見てきている。
我が子の高校受験を経験した多くの保護者が感じることの1つとして、このような内容がある。
ガミガミ言っても疲れるしイライラするだけで、結局のところ本人の意識が変わらないと何を言ってもダメでした。
これ、
悔しいけれど、激しく同意。
私たちも受験期の序盤から勝手に焦ってガミガミ言い続けていますが、
本人の意識が変わってからの伸びは目を見張るものがある。
私たちがガミガミ言って変わるのが「3」だとしたら、
本人の意識が変わったら私たちが何も言わなくても「10」ぐらい変わる
(授業中や自習中に放つ空気も変わるし、質問の質も各段に上がる。)
中3は、この1ヵ月が受験期の第1部の大詰め。
受験に幕間なんてものはないけれど、12月の三者面談は大きな区切りになるだろう。
12月実テが終わった時に
「私に出来ることは精一杯やった。あとはもらえた内申で勝負する!」
そう思えるように、とにかく後悔がないようにやり切るよ!
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