今日のテーマは”丸付けについて”
小学生のワークやノートを見ていると・・・
いますね~。
丸付けがいい加減な人。
ちょいちょい、これのどこが丸やねん!
の嵐。
線が一本多かったり、突き抜けたらダメな所が突き抜けてたり、それなのに丸になっている漢字がチラホラ…。
英単語だって間違えているのに丸が付いている。
自分が正しいと思って書いているものに関しては、
丸付けの時に注意して見れていないんでしょうね。
丸がついた方が嬉しいのはわかりますが、
重要なことは、
1つでも多く正確に漢字や単語を書けるようになること
1つでも多く正しく解ける問題を増やすこと
そのためには、
丸付けこそ本気でやらないとね。
”丸付けの精度”というのは、成績の伸びに大きく関わる能力の1つです。
正解・不正解の仕分けが正しくできない状況で、
成績を上げよう。なんて不可能ですから。
丸付けを通じて、
”小さな違い”に気づく力は小学生の間に養っておきたいです。
そのため、
小学校高学年にもなって、
うちの子は丸付けがいい加減なので・・・
と、親が丸付けをするのはおすすめしません。
それでは子供が育ちませんので。
ここ最近は、親が丸付けをするのは小学校中学年(小3・小4)ぐらいまでと言われています。
昔は親が丸付けをするのが当り前ではなかったと思うのですが、今は小学校の宿題に「親が丸付け」と書いてあるものもありますね。
※ただ、私は小学校になったら自分で丸付けをさせた方がいいと思っています。
そもそも問題を解き終えることがゴールではなく、自分の答えが間違えているのなら、それを正すところが一番の勉強ですから、そこまでをワンセットという流れを当たり前にする教育が大事かと思います。
低学年だと”親と一緒に”という状況になるとは思いますが、丸付けの精度は徐々に伸ばしていく前提で一緒にできればいいですね。
また、親が丸付けをする弊害としては丸付けが”親の仕事”になり自分事にならない。という点もあります。自分事にするためにも親が丸付けをするときは、子供は絶対に隣にいるようにしたいですね。
丸付けのいい加減さを直したい場合は、
まずは本人に丸付けをさせた後で、親がチェックを入れる方がいいです。
その際に、マルの数や得点率よりも
『正確に丸付けができたかどうか』
に焦点をおいて、褒めたり指摘をしてあげるのがいいかと思います。
小学生の間なら親からの指摘も耳に入りやすいです。
丸付けがいい加減だと、親にガミガミ言われて鬱陶しい。
だから丸付けちゃんとしよ。
小学生の親はそう思わせるぐらいの存在になるのがいいと思います。
丸付けを通じて細かいところに目を向ける力を養うことができれば、
結果的に、その子にとってもプラスになります。
中学生でも、
丸付けがいい加減な人もいます。
その人たちは、例に漏れず成績が良いとは言えません。
そういうことです。
いい加減なままやり過ごすと、そういう未来にたどり着きます。
脅すつもりはないですが、事実ですので、小学生の間にちゃんとした方がいいですよ。
では、本日はこのへんで(/・ω・)/