塾生と保護者のみなさまへ
いつも悠学舎をご利用いただきありがとうございます。
今月は下記の話題をお届けします。
【その1】
◇6月は期末テストだ!
1学期の期末テストまで約1ヵ月。
中1・中2は中間テストがなかったので、今年度最初の定期考査が9教科となりますね(;・∀・)
教科数も多い!テスト範囲も広い!
中1は定期考査については、まだ右も左もわかっていない状態だとは思いますが、自分なりに精一杯準備をしてテストに臨みましょうね!
受験勉強・テスト勉強にフライングはありません。
一度の学習ですべて完璧になる人はいません。繰り返して演習ができるだけの十分な時間をとれるように、早め早めに動いていきましょう!
さて、中学生は今年もやりますよ♪
定期テスト前のカンヅメ勉強会。
現時点では下記の日程でカンヅメを実施予定です。
[日程] 6/17(土)・6/18(日)の2日間
[時間] 13:00~18:00
年間予定は変更になることも多いので、テストが近づき正確な日程が分かりましたら教えてくださいね(*^^*)
【その2】
今月は今の学年にも慣れて来た小・中・高生へのメッセージ。
自分に関係のあるところを読んでみてくださいね!
◆小学生へ
今年も塾から小学生のみんなに求めることが3つあります!
①毎回の小テストで満点がとれる勉強法を身に付けよう。
②難しそうな問題であっても「絶対に解けるようになってやる!」という強い気持ちを持とう。
③「習っていない」→「出来なくてもいい」ではなく「習っていない」→「今ここで出来るようにしよう!」という姿勢で授業を受けよう。
まず①の小テストについて。
少しずつテストの準備が上手になってきた人もいますがまだまだ詰めが甘い印象です。
みんなの力ならもっと多くの満点が取れると思っていますよ。私は( `ー´)ノ
満点があまり取れない人は「テスト勉強をした」の基準が甘いです。
特に漢字と英語の小テストは何が出るか決まっているたった10問のテスト。
正しい漢字・正しい綴りで、数日かけて反復し、
遅くとも前日には完璧に読み書きできる状態にしておきましょう。
「たった10問のテスト、満点とれて当たり前やん!」って言える勉強の仕方を身に付けてくださいね。
②について。
難しい問題に直面したとき、
「諦め」は癖になります。
一方で「できた」は自信になります。
どうせやるなら自信を積み重ねる学習をしましょう。
そもそも、小学生のレベルで難しそうだからと諦めてしまうと中学校の授業にはついていけません。
将来の自分を困らせないためにも「今、ちゃんと解けるようにする!」という気持ちが大事。
少し頑張ってみたら乗り越えれる問題ばかりです。
わからないまま、
できないまま、
ほったらかしは絶対ダメ!!
③について。
自分がまだ習っていない問題が出てきた時に、小学生のリアクションは2パターンに分かれます。
Aさんは「学校で習ってないから出来ません!」と出来ないことを正当化して聞き流す。
Bさんは「まだ習ってないけど、どうやってやるんだろ?」と興味を持って授業に参加。
どっちの方が成長すると思う?というお話。
みんなはBさんであってくださいね。成長するチャンスを自分で逃さないように。
以上3つ!小学生のみなさんは意識して生活してみてください♫
◆中学生へ
成績が上がる学習の型を身に付けよう!
塾生はこの5つのことを守って(意識して)勉強をしてください。
①丸付けをしてからが本当の勉強。解けなかった問題は解説を読み、解き直しまですること。
②勉強時間だけで満足せずに「解けない」→「解ける」に変えれたか?という質を意識すること。
③不明点は可能な限りその日のうちに解決すること。「また今度」は「まぁいいか」に繋がります。
④1日30分でいいので『自分のための勉強(苦手分野の復習など)』をすること。
⑤出題範囲が明確な小テストは確実に満点がとれる準備をしてテストに臨むこと。
①~⑤のことを特に意識せずに出来るようになれば、自力で学力を上げていける人になっていけます。
勉強はこのような地味な努力の積み重ねが大きな大きな差になります。
まずは、これらの基本的な学習の型が身に付くような勉強をしていきましょう。
さて、ここからはもう一段階レベルの高い話にはなりますが、
先日、知り合いの塾に見学に行った際に、まだ5月なのに10月頃に学ぶ内容を先取りしている中3がいました。そちらの塾長さん曰く、その生徒は自分でどんどんワークを解き進めている。とのことでした。
理由は一昨年オール5だった中3の先輩がいて、その人は夏までに数英の中学範囲を自学で学び終えて、夏からは全国の入試問題を解きまくっていたようで、その先輩を手本に頑張っているというお話でした。
『受験勉強にフライングはない』とはまさにこのこと。西東といったトップ高を受験したいと考えている人はそういう貪欲に学ぶ人たちもライバルになるということです。
ただ、私は半年先の予習を全員にやってほしいとは思いません。
あくまで現段階で西や東を目指している人が、苦手科目の復習が疎かにならない程度に「自力で予習を進めてみる」という勉強は大賛成です!
参考書や教科書を読んで理解する力。
これは進学校で生きていく上で必要不可欠な力ですから(´ー`*)
勉強がまだまだ簡単な中学の今、練習を積んでおくのもありです!
そんな勉強の仕方もあるんだよ。というご紹介でした。
◆高校生へ
今年もベネッセ教育研究所の「高校生の学習時間に関する調査結果」を載せておきます。
どのレベルの大学に合格した人が、学校課題以外にどれぐらい勉強をしていたか?という調査結果です。
これを見ながら高校生の皆さんは4,5月の自分の生活を振り返ってみてください。
高校生の平日の平均学習時間(テスト前ではない時期)
◆国公立・難関私立合格者◆
[高1] 学校課題+50.6分 [高2] 学校課題+69.6分 [高3] 学校課題+196.9分◆四年制大学合格者(偏差値55未満)◆
[高1] 学校課題+34.2分 [高2] 学校課題+37.7分 [高3] 学校課題+121.8分◆専門学校合格者◆
[高1] 学校課題+21.5分 [高2] 学校課題+21.9分 [高3] 学校課題+46.3分+何分というのは、合格した生徒が該当学年だった時の学校課題以外(塾での学習や自主学習)の時間です。
難関大に合格している人ほど、
高1・高2の頃から学校課題以外の勉強をする時間を多く確保していたことがわかります。
あなたは普段の生活で「+何分間」自分のための勉強ができていますか?
今の自分の生活を振り返って、今どこのレベルに該当しているのか、きちんと現実を見てください。
今の生活を続けた場合の未来の姿がその進学先です。
「国公立大学に行きたいです!」
言うのは簡単ですが、そんな甘いもんじゃないよ。
大学受験のライバルは全国にいる。
大学受験は言うなれば全国大会。
市民大会レベルの高校受験とは格が違います。
今、自分の周りにレベルの高い人間が集まっているとは限りません。
緩い環境や周りの人に流されない、芯のある人になってください。
高校生活は、
テスト期間以外の時期に、
将来を見据えて勉強できるかどうかで進路が大きく変わってきます。
無駄な時間を削ったり、スキマ時間を活用したり、将来に繋がる時間の使い方をしてくださいね。
自分の未来は自分で切り拓こう(*`ω´*)
【お知らせ】
◇漢検のお知らせ
【漢検 2023年第1回】
6/24(土)教室にて実施いたします。
申込締切5/24(水)です。
詳細はこちら↓↓↓
2023年度 第1回 漢字検定
以上、5月号のお知らせでした。
次回の悠学舎だよりは6月20日頃にお届けいたします。