11月10日、
中3の実力テストが実施された。
姫路市全部の中学3年生が、
業者が作成した同じテスト問題で実力をはかるテスト。
11月の実テは毎年この形式。
昨年はA中学校とB中学校で、英語の平均点が10点も離れていて非常に驚いた。
平均点が10点差って生徒全員に10点差があるということと同意。
11月の実力テストは、塾としても学校間の学力差を知るいい機会。
特に規模の小さい中学校や荒れている学年の偏差値や通知表は、
信用し過ぎると一般入試で痛い目を見ることもありますから。
学校の通知表や偏差値を信用し過ぎて的外れな進路指導はしたくない。
そういった理由もあって、
悠学舎では夏以降の模試(4回分)を必須受験としているわけです。
さて、実力テストの結果ですが、
うまく点がとれている人もいれば、
やらかしたな…これは。という人もいますね。
ほとんどの学校が今週中には成績表が返ってきて、
偏差値も順位もわかるだろう。
うまく点がとれなかったあなた、ここ踏ん張ってよ。
投げ出したり、諦めたりするのは、
誰にだってできるし、
今じゃなくていい。
まずは、内申が決まる1ヵ月後までとにかく踏ん張ってみて。
学校の三者懇談で、内申点が言われるまでは、可能性がゼロになったわけじゃないから。
テストの点ではどう考えても「3」しか付かないような人が、
毎回の授業の小テストで満点をとり続けていたという理由で「4」を付けてもらった人もいた。
体育が苦手な人が、期末テストで90点以上をとって、中3の2学期に人生で初めて「4」をもらえた!と喜んで報告してくれた子もいた。
自分で勝手に諦めないで。
そもそも、
今諦めても、投げ出しても、あと4ヵ月は受験生としての生活をしないといけない。
無気力な受験生として、
途中で諦めた受験生として、
4ヵ月を過ごさなければならない。
塾でも親からも学校でも、
受験に向けてしっかり勉強しよう。
って言われ続ける。
高校なんてどこでもいいのに…。って思いながらガミガミ言われるのは、
それはそれで精神的にしんどいよ。
11月期末と12月実力で、
ちょっとでも内申を稼いでおくことは、今後のことを考えるとプラスにしかならない。
どこの高校を受けることになってもそう。
内申をライバルより多く持っているというだけで、
入試本番でスタートラインより前からスタートさせてもらっているようなもの。
まずは、学校の三者懇談まで精一杯努力をして、
あなたは内申は〇点です。
それを聞いてから目標とする高校を変えるなら、
それでもいい。
でも、今日諦めるのは時期尚早だよ。
高校受験の折り返し地点まで、あと1ヵ月!
歯を食いしばって頑張れ。
途中で諦めた人に、
何かが起きることはめったにないけれど、
諦めない人は、
周りから応援もされるし、
なぜかラッキーも起きるし、
何かを引き寄せる力がある!