こんばんは
塾長の一井です。
本日は、ライバルの存在って大きいな。と思ったお話。
私の姪っ子(3歳)は1年程前からピアノの幼児教室に通っております。
よくテレビの前で歌ったり踊ったりしているので、音楽は好きそうですね(´ー`)
姪っ子には、同じ日に同じ病院で生まれたお友達(Aちゃん)がいるのですが、
先月からAちゃんも一緒にレッスンを受けることになりました。
これまでは個人レッスンだったこともあり、
仲の良いお友達と一緒のレッスンになり本人も嬉しそうだったので、
私は『Aちゃんも一緒で楽しみやな~(´ー`)』なんて、のんびりと構えていました。
ある日、私の妹(姪っ子の母)が嘆いているではありませんか。
「Aちゃんに、2週間で追い抜かれた気がする…。笑」と。
どうやら、姪っ子が数ヵ月間取り組んでもなかなか読めなかったド・レ・ミの楽譜を、Aちゃんは2週間で完璧にマスターしてしまったそうです。
思い返してみれば、今まではド・レ・ミのクイズを出しても、かなり適当に答えていた姪っ子。
楽譜を読む気もなく、ド・レ・ミしかないのに「シ!(^◇^)」と答えるぐらい適当でした。笑
私は『まだ3歳やし、ええんちゃう?』なんて思っていましたが…。
そんな姪っ子ですが、
Aちゃんがレッスンで楽譜を読んで褒められていたのを目の当たりにしたのか、
少し前から家で楽譜を指さして、
「ド?」
「レ?」
なんて聞いてくるようになったそうで、真面目に練習をしたら、
1週間後には完璧に「ド」「レ」「ミ」の区別がつくようになりました。(パチパチ(*’▽’))
グループレッスンになってまだ数回ですが、
「これまでの数ヵ月の練習は何やったん?」と言うぐらい劇的な成長を遂げております。笑
子供にとってライバルの存在は大きい。ってことなんでしょうね。
悠学舎も一緒に勉強しているメンバーは仲間であり、ライバルですからね。お互いにいい刺激を与えあってくださいな。
ちなみに姪っ子、チューリップは弾けるのですが、まだ楽譜が読めるわけではないので、
私の妹曰く『どうせピアノを習うなら、楽譜を見ながら弾けるようになってほしい』らしい。
耳コピや暗譜じゃアカンと。
3歳で偉く期待されているもんだ(´▽`)笑
頑張れ我が姪っ子。
ここからはちょっと話が逸れますが、
(ブログを書いているといつも余計なことが書きたくなる…笑)
楽譜を見ながら弾けるようになるとピアノをもう一段階上のステージで楽しめるだろうな、と私も感じます。
というのも、
私が中学生の時に、合唱コンクールの練習のために音楽室でクラスみんなでグダグダしていた時の話です。
毎年のように伴奏を担当するピアノが上手な女の子がいたのですが、
誰かが「これ弾いて!」とゲーム音楽の楽譜を渡したら、「こんな感じ?」とその場でスラスラと両手で弾いていたのがめちゃくちゃ格好良くて、『すげぇ。初見で弾けるなんて格が違うわ…。』と感じたのを今でも覚えています。
※私も小6までピアノを習っていましたが全然そんなレベルではありませんでしたので。
流行りの曲や自分の好きな曲が弾ける子は他にもいましたが「楽譜があればそれっぽくは弾けるけど…」という子は当時クラスでこの子ぐらいでした。
暗譜や耳コピでしか弾けない子と、楽譜を読みながら弾ける子の違いって、勉強でも似ているところがあります。
弾く曲が決まっていて準備に準備を重ねて披露するような場面では、大して差は出ないのかもしれませんが、初見となると実力差がもの凄く出る。
勉強だと、
暗記で戦える定期テストには強いけれど、
実力テストや模試ではガクッと成績が落ちる感じ。
何事も、暗記やその場しのぎで乗り切らずに、大変でも、時間がかかっても、本質を知る努力や、なぜそうなるかを理解する努力をしている子が最終的には強いな。と言うこと。
根っこがわかってる子の知識は汎用性が高い。
私自身、塾技のような『理由もわからず解ける公式』はあまり好きではありません。
勉強はただでさえ覚えることがたくさんあるので、
暗記の量はなるべく減らしたいですし、汎用性がないですからね。
途中からタイトルの話題とはずれましたが、
何事も丸暗記じゃなくて、その中身(根本)を知ろうと努力することが、遠回りに見えて近道なんだろうな。というお話でした。
では、本日はこの辺で!