こんばんは
塾長の一井です(*’▽’)
兵庫県教育委員会から、令和7年度の公立高校の募集定員が発表されました。
塾生の皆さんが受けようとしている高校も募集定員が増減している高校があるのでさっと目を通しておきましょう。
※定員が増えても減っても受験生がやるべきことは同じですが、ピリッとしてほしいのでブログにしました。
◎昨年より定員が40人増える高校 [1校]
・飾西(普通科) 160人⇒200人
◎昨年より定員が40人減る高校 [3校]
・市姫(普通) 200人⇒160人
・龍野(普通) 240人⇒200人
・太子(総合) 200人⇒160人
・相生(自然科学)が40人減りますが、普通科に入るので合計人数は変わらないはず。
<新設高校の募集定員>
◎姫路海稜(合計:320人)
普通科:280人
地域科学探究コース:40人
◎播磨福崎(合計:240人)
普通科:200人
文理探究コース:40人
募集定員の発表は、数字だけを見ると「ほーん。」で終わるのですが、よくよく考えると思うことはあります。
新設の姫路海稜高校の募集定員は320人ですが、それでも南・網干・家島の合計は400人だったことを考えると、80人分減ったと考えてしまいます。
上記の増減も含めると、姫路周辺の高校だけで現高1と現中3で公立高校へ入学できる人が合計で160人も減ったと考えると、この統合の影響は大きいと思います。
そして、来年は市立3校の統合があるため、さらに募集定員が減ります。
令和7年で、市姫・琴丘・飾磨で680人の募集定員を持っているので、これが1つの高校に統合されて定員が何人になるのか?
さすがに同じだけの募集定員にはならないでしょう。
仮に300人近く減ると考えると、
2年間で約500人分、公立高校の間口が狭まるわけです。
中3生500人分って、1学年100人規模の中学校5つ分の生徒が公立高校に入れなくなるわけです。
そう考えるとゾッとしませんか。
昨今の風潮では学歴の価値が低下していると言われていますが、
それでも私は、中学・高校で一生懸命に勉強して学力をつけて、良い学習環境を取りに行くことには大きな価値があると考えています。(ここで長々とは書きませんが…)
そこそこの公立高校に入れたらいいわ。
という考えで、そこそこの公立高校に入れるのか?
どのレベルをそこそこと考えるかは、人によって異なるとは思いますが、
この2年間の高校統合により、そこそこの公立高校に入るためのハードルは確実に上がってきています。
これだけ募集定員の総数が変わると「○○中学校の何番ぐらいなら、どこどこ高校には受かるでしょう。」
そういった先輩たちの進学実績が参考にならなくなってきます。
中2以下の皆さんは、紛れもなく自分事ですよ。
塾としても危機感を持って指導にあたって参りますので、しっかりお勉強していきましょう!
※塾生の皆さんに関係ありそうな高校は上記にまとめましたが、その他の高校にもご興味あればこちらのリンクからどうぞ!
では、本日はこのへんで(・ω・)ノ
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