こんにちは。
昨日の雹、凄かったですね(;・∀・)
姫路にあんなに大きな氷の塊が降ってきたのは、ここ数十年なかったのではないでしょうか。
お陰様で、我が家のカーポートが穴だらけでございます…。泣
車も傷ついてるし…。泣
なんてこったい。
さて、切り替えて本題へまいります。
子供の間に絶対に身に付けてほしいことの一つに、
『相手の目を見て、話を聞く』ということがある。
この癖付けは早ければ早いほどいいんだけど、
小中学生たちを見ていると、
それが当り前になっていない人がいる。
幼稚園児でも知っていることだけど、
人の話を聞くときは、
相手の目を見て聞きましょう
おへそを向けて聞きましょう
子供と関わる仕事をされている方が、
躾の一環としてよく言われることだが、本当に大事なことだと思う。
私の指導経験からも言えるけれど、
授業中に目が合わない子は伸びない。
ノートをとったり、大事なところをメモをしたり、時間内に解けていない問題に気持ちがいっていたり、授業と関係のあることをしているのかもしれないが、前で人が話し始めたら目を向けないとアカン。
耳は聞いているつもりかもしれないけど、それは聞けているとは言えない。
何か悪いことをして、
親から怒られたことを思い出してほしいんだけど、
親の目から「私は今、怒っているよ」って情報が伝わってきた経験があると思う。
「こっちを見なさい」って言われた経験もあるはずだ。
目から入ってくる情報って本当に多い。
人は情報の80%を視覚から得ていると言われている。
視覚80%に対して聴覚はたった10%だ。
聴覚だけでは伝わり方が弱い。
情報をより多く得るためには視覚の力が必要なんだ。
これは叱るときに限らない。
授業中も一緒。
うちは1クラス10人程度。
授業中に話しながら、全員に目を向けることは難しいことではない。
「下を見ている・目を合わせない」
それはつまり
「自ら得られる情報を減らしている」
ということ。
また、
別の視点で話すと、
目は口ほどに物を言う
という言葉があるように、
授業中に生徒たちの目を見ながら話していると、授業内容が伝わっているかどうかが、口に出さなくてもこちらにも伝わる。
伝わっていない目をして話を聞いていたら、
もう少し噛み砕いて話すことも出来るし、
休憩中や授業後に「あの話、わかった?」と聞くこともできる。
目には言葉にしなくても気持ちを伝える力がある。
言葉にしなくても伝えられるということは、
目を見て授業を受けるだけで、
その授業をコントロールできるということ。
逆を言うと、
目を見て授業を受けていないだけで置いていかれる。
自分の存在が空気になる。
そういうことなのよ。
人の話を目で聞くことは学校でも絶対にやってほしいことだけど、
お金を払って塾に来て、同じ時間を過ごすなら、しっかりこっちの目を見て授業を受けよう。
小学生はまずそこから。
目を見て話を聞くこと、あいさつをすること、時間を守ること、姿勢を正すこと
そういった当たり前のことができて、ようやく勉強の話ができる。
私はそう思います。
では、本日はこの辺で(/・ω・)/