自習中の様子から、
学校の春休み課題の1周目が終わり、
4月実力テストに向けての2周目や苦手科目の復習に取り掛かる人が出てきました。
悪くないペースです(*’▽’)
どの学年も4月の実力テストは範囲が広い。
新中3なら、中1・2年で習った全範囲からの出題、
新中2も、中1の全範囲となっている学校が多いですね。
範囲が広いからこそ、
学校課題を通じて広く浅く解き終えたら、
自分の苦手な部分を重点的に復習していかないとね。
一度は覚えたとしても、忘れていることもあるだろうし、実はちゃんと理解しないまま通り過ぎてしまった部分もあるかもしれない。
4月実力テストまで約2週間。
全範囲の理解を深めるには、時間がたっぷりあるとは言えないよ。
苦手科目を重点的にやるんだよ~。
とは言ってみたものの、続けることができない勉強はおすすめしない。
勉強って、
継続こそが最強だから。
少し想像してみてほしい。
【質問①】
夕食に、あなたの大好物に紛れて嫌いな食べ物があります。
食べないと怒られるのは目に見えています。
あなたは嫌いな食べ物をどのタイミングで食べますか?
A~Cのどれかを選んでください。
A:まず最初に食べてしまう。
B:一番最後に嫌々食べる。
C:途中で食べる。
次の質問です。
【質問②】
あなたには嫌いな食べ物があります。
何が何でも食べられるようにしようと思い、
毎日3食『嫌いな食べ物だけ』を食べ続けることに決めました。
この食生活をどれぐらい続けることができると思いますか?
A:3日が限界、1日も無理かも。
B:1週間は頑張れる。
C:1ヵ月は頑張れる。
・・・・・・
【質問①】はそれが毎日でも続けられると思うんよ。でも【質問②】ってどれを選んだ人もいつかは「もう無理」って日が来ると思う。
何が言いたいかと言うと、
苦手な科目、嫌な単元だけを勉強しなさい!
と言ってるわけじゃないよ。ってこと。
そんなん誰だって無理やから。
辛すぎるし、
そんな勉強のやり方は続かない。
途中でやめる。
嫌すぎて、勉強しよ!ってならへん。
好きな科目・得意な科目もやればいいのよ。
毎日どのタイミングで苦手科目に手を出すのが一番自分にあっているか。
そんなことを考えるのも勉強の工夫の一環。
苦手科目と向き合うのは高校へ行っても、大学や専門学校に進んでも続くんだから。
嫌いなものを最初に食べる派の人は、嫌いな科目を毎日最初に終わらせて、そのあとにご褒美タイムがあるようにすればいいと思うし、
サンドイッチ作戦で途中に嫌いを挟んだ方が頑張れるのであればそうすればいい。
今日もちゃんと苦手と向き合ったぞ。
そういう手応えを得ることも継続の秘訣。
やり方は十人十色。
何より大事なのは、嫌いでも毎日食べること!
「嫌い」が「好き」になることは少ないかもしれないけど、
毎日食卓に並べば、嫌いでも食べるのが当り前にはなる。
食べるのが当り前になれば、嫌いだけど食べられる。ようにはなる。
勉強でいうと、
嫌いな科目だけど、解けるようにはなる。ってことね。
嫌いな科目を好きになれとは言わないよ。
嫌いでも解けるようになれば、好きな科目に費やせる時間が増えるんだよ。
宿題が終わった皆さんは、ここからが本当の自分のための勉強だ!
ガンバ!応援しとるぞ!