こんばんは。
塾長の一井です。
今日のブログは「塾」とは直接関係ないのですが、本を読んでいて色々と考えさせられたので記事に。
先週末に「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」という本を読みました。
随分と前から書店で平積みや面陳列されていたのを見かけていましたが、興味はあっても本が分厚く購入には至らなかった本です。笑
読んでみたら色々と考えさせられる内容で、私にとっては興味深い本でした(*’▽’)
カリフォルニア大学とドイツの研究機関の研究データによると、
2007年に日本で生まれた子供の50%以上は、
なんと107歳まで生きるそうです。
公衆衛生水準の向上や医学の進歩などにより、
平均寿命が延びているのは周知の事実でしょうし、
「人生100年時代に突入」なんて言葉を各種メディアで耳にすることは珍しいことではないですが、
半数が107歳まで生きると具体的に言われると、感じ方が違いますね。
なんとなく興味がわいて、
厚生労働省のページで塾生たちの世代を調べてみました。
うちは小5からの塾で中学生の割合が多いので、
真ん中の中1(2010年生まれ)を参考にしてみる。
◇平均寿命(平均余命)◇
2010年に生まれた男 79.5歳
2010年に生まれた女 86.3歳
とのこと。
男子と女子の間をとって平均82.9歳。
これを平均点が83点のテストだと考えると、
100点をとる人もそこそこいると考えるのが普通。
(平均点が83点のテストって小学校のカラーテストぐらいだし…)
約半数が100年以上生きる未来…。
意外とありそうな数字ですね。
半数が107歳は言い過ぎじゃない?なんて思いますが。笑
塾生のみんなは100歳まで生きる可能性…あるよ(;・∀・)
この本には、人生100年時代の資産や時間、ライフステージの考え方など、お堅いことが書いてあるので、このブログに長々と書くつもりはないですが、
今の子供たちは、
私たちが想像できる未来を遥かに超える世界を生きるし、
身近に接している大人たち(親やおじいちゃん・おばあちゃん、先生)とは違う、もう1つのライフステージがある。
100年生きるとなったら仕事を引退した後の人生が長すぎますし。
引退(定年)の概念も変わってくるかもしれません。
塾生たちは、
新しい時代を生きていくからこそ、
自分の頭で考える力が必要だと思う。
どんなに寿命が延びたとしても
『三つ子の魂百まで』という言葉があるように、
幼少期や学生時代に形成された人格や性格はその後の人生に影響を与え続ける。
学生の今、日頃からどういう思考をするかが大事。
今のうちから、
自分で問題を提起して、
その都度、判断と選択を繰り返して、
自分で選んだ道を自分の中で正解にするだけの行動をしていく。
難しい要求をしているのは百も承知。
でも、大人たちに課題を与えてもらうことに慣れてはいけない。
課題を与えられないと動けない人になってはいけない。
身近な例でいうと「宿題を出されないと勉強できない」ってのはダメだよってことね。
親が決めたとか、先生に言われたとか、
そんな言い訳はなしにして、今の自分の頭で精一杯考えて、最善の選択をしていく。
お堅い大人たちの言い分がすべて正しいなんて思う必要はない。
だからといって、すべて間違っていると決めつけてもダメ。
長く生きている人の知識と経験は馬鹿にできないものも多いからね。
毎日が選択と判断の連続だ。
自分で決めた道。
自分の力で切り開いた道。
成功も失敗も自分の責任。
そういう感覚が大事だと思う。
本を読みながら、
そんなことを感じた次第です。
ちなみに・・・
直近の平均寿命データだと、
2022年に生まれた男 81.05歳
2022年に生まれた女 87.09歳
だそうだ。
寿命…延びてますね。
人生100年時代だー!なんてブログを書きましたが、
私は70歳ぐらいで痛くない死に方をしたいですね。笑
やりたいことをやって、好きなように生きていますし、100年も生きれなくてもいいかな(;^ω^)
では、本日はこの辺で(/・ω・)/