こんばんは。
塾長の一井です(´▽`)
授業の最初に宿題の範囲で小テストを実施すると、
宿題にどれだけ真面目に取り組んできたのかよくわかる。
同じように授業で新しいことを学び、
同じ宿題をしてきても、
1週間後には差が生まれている。
特にテスト前でもない今の時期は、
宿題の取り組み方により差を感じる。
私が思うに、
これまでの知識量や理解力に差があって、
授業中に生まれる理解の差が『5』だったとして、
宿題や復習への取り組みで生まれる差は『15』ぐらいあると思う。
例えば、
英語の宿題を解くときに、
とりあえず解いて丸を付けて終わる人がいれば、
知らない単語を自分で調べる人もいる。
間違えた問題をもう一度解いてみる人もいる。
宿題を終えた後に不明点を質問にくる人もいる。
宿題をするだけで終わらずに、授業中に扱った問題で解けなかった問題をもう一度解いている人もいる。(授業の復習)
そりゃ差も出るわな。とは思う。
意識の差。
と言ったらそれまでだけど、
結局のところ、
その意識の差が点数の差になっているし、
その差が積み重なると「授業がわからない」というところにたどり着く。
宿題をしていて、
10問中8問解ける人は、解けなかった2問を理解できるように努力すればいいし、
10問中5問しか解けなかったのであれば、間違えた5問が解けるように取り組んでほしい。
そりゃ間違いが多い人の方が、
宿題に時間はかかるが不公平でもなんでもない。
でも実態は、
10問中8問解ける人は、
解けなかった2問を理解しきる努力をしてくるが、
5問しか解けなかった人は、
赤で答えを書いて終わっている。
どんどん差は広がる。
自分はこれぐらい出来る人間でありたい。
その基準を高く持ってほしい。
解けない問題を放っておくのが気持ち悪い。
解けなくて悔しい。
そう思ってほしい。
教科書やワークに載っている問題で、
絶対に解けない・理解できないレベルの問題はない。
むしろ、受験を見据えると解けないと将来的に困るものばかり。
どんなに良い授業を受けても、
聞いた状態では『知っている』レベルで
『解ける』レベルになっていないものがほとんど。
その『解ける』レベルの先には『無意識に解ける』レベルもある。
授業中だけの薄~い学びで終わるのか、
それを濃い学びに変えるのかは自分次第。
まずは自分が変わろうとしないと、出来ることも増えないし結果も出ない。
取り組みが甘い人、
いますよ。
危機感持って。