中3の進路希望調査が始まったようですね。
こういう用紙を提出するとなると、いよいよ受験生としての実感が湧いてきた人もいるのではないでしょうか?
今日の話は精神論になるので、
うまく伝わるかわかりませんが、
受験って、
「私やったら○○高校に受かると思う。」
まずはそう思わないと始まらないと思うんです。
心からそう思える高校なら、
受かる可能性があると、私は思いますよ(´▽`*)
そもそも根拠なんて無くてもいいんです。
今の段階では特に。
だってまだ内申点の「な」の字も決まっていないんですから。
どんなに勉強が得意な人でも
高校受験は初めてのことなんですから、受かるかどうかなんてわかるわけがありません。
自信満々に見える人も根拠なんてないですよ。
ゼロですよ。
周囲の大人の意見を聞くこともあるでしょうが、
周りが何と言っていようが関係ありません。
とにかく
「受験まであと10か月。頑張って勉強すれば受かるやろ!」
まずは自分自身がそう思えないと始まりませんし、そう思えないと歩んだ先に合格はありません。
「○○高校に受かりたい。」
という『願望』じゃ弱くて「受かるやろ。出来ると思う。」
そういう強い感情がほしいところです。
まずは自分自身が
自分に期待してあげること。
私なら、俺ならできると思う。って。
受験期の1年間って、
本気で取り組めば学力だけでなく精神的にもめっちゃ成長するから。マジで。
だから、自分に期待してあげて。
自分に期待するのがどうして大事かって言うと、
例えば、
ちょっと難しそうな単元を勉強する時に、
私には無理やろな~。って思いながら勉強する人と、
これぐらいなら出来るようになるやろ!
って思いながら勉強する人では、
確実に後者の方が成長が速いものです。
無理やろな~。って思っている人は、無理な理由を探しますから( ̄ω ̄;)
数学の文章題は私のは苦手分野だからな…。
〇△先輩がむずいって言うてたし…。
〇◇先生が1年で一番難しい単元って言うてたし…。
そもそも、潜在意識の中で無理な理由を探している時間が無駄なんです。
できると思っている人は、
前者が無理な理由を探している間に、
どうやったら出来るかを考えています。
そりゃ後者の方が成長が速いに決まっています。
受験だってこれと似ています。
心のどこかで「○○高校って言うてはいるけど、たぶん無理やろな~」と思っていたらまぁ無理よ。
これは本当。
私の自身の過去の経験でもそうだし、
これまでの受験生を見ててもそう。
「行けたら行きたい」って言うてて、最終的に合格した人をほとんど知らない。
「行けたら行きたい」って(たぶん無理だけど)って気持ちが入っちゃってるんですよね。
上手に無理な理由を見つけて、自分を納得させて途中で諦めちゃうんです。
それに「行けたら行きたい」には憧れ(自分からすると格上)の気持ちも入ってしまっています。
野球で大活躍中の大谷選手がWBCの決勝戦が始まる前にチームメイトに言うてたじゃないですか、
「憧れるのをやめましょう。憧れてしまったら超えられないんで。」
って。
そいういうことだと思います。
志望校を決める段階では、その高校に憧れてもいい。
○○高校に行きたいな。行けたらいいな。って。
でも、本気でそこを目指すなら憧れは捨てて、
自分もその立場になれる人間だ。と思わないとね。
中3はこれからの1年は、
志望校についてあれこれと悩むことも多いとは思います。
でも、まずは一つ志望校を決めて、
「私やったら○○高校に受かると思う。」
そう思い込んで突っ走ってほしい。
今から無理な理由なんて探さなくていい。
私はキミらの成長に期待している。
だからキミらは自分自身に期待して自分を育ててくださいな(´ー`*)