こんにちは
映画『国宝』を観に行きたい!と思い、「せっかくだから少し予習してから観ようかな…」と、オーディオブックで原作を聴き始めたら、見事にハマってしまい、上下巻を一気に聴き終えてしまいました、一井です(´ー`)
歌舞伎は20代の頃に一度だけ観に行ったことがありますが、無知な私は芸の素晴らしさに気づくことができなかったな。なんてことを思い出しました。
「今度こそ、しっかり演目の背景や歴史を知ったうえで、ちゃんと観てみたいな」と思いましたね。
やっぱり、何事も「知識があるかどうか」で、同じものを見ても感じ方や気づくことって全然違いますよね。背景や意味がわかると世界がぐっと広がります。
何事も勉強しておいて損はないってことですね。
さてさて、
本日の本題に入ります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e687170859a18c38c1c4730af44954127a0260e9
こちら、塾業界でもちょっとした話題になっているニュースです。
それは、「主体的に学習に取り組む態度」を通知表の評価から除外する可能性が検討されているというお話。
話題になっているのも、それだけ多くの人がこの『主体性』の評価について、思うところがあったからでしょう。
教員だって人間である以上、少なからず好みがありますし、主体性を平等に評価することが難しいのは間違いないですもんね。
この『主体的態度』を評価対象から外すと、定期テスト・実力テスト・実技テスト・小テスト・提出物あたりが評価対象になり、明確な基準に基づいて成績をつけやすくなりそうですね。
ただ、実技教科に関しては、手先の不器用な子や運動が苦手な子は、現在の仕組みの方がむしろ助かっている子もいるな~。とは思います。
例えば体育で、
足は遅いし、25mも泳げない、ハンドボール投げは3メートル。笑
でも、声はデカいし、明るく、元気で人懐っこい、ペーパーテストは90点!
結果、通知表は4!
「間違いなく、ペーパーテスト&人間力でこの通知表をもぎ取ってきただろうな…」
みないな子を見てきていますからね。笑
今回の評価制度の見直しは、仮に決まったとしても実施は2030年からとのこと。
つまり、今の中学生には直接関係のない話で、どちらかというと今の塾生の弟や妹たちの世代に影響が出てくる話です。
ですので、現中学生の皆さんは今の評価基準のもとでしっかりやっていきましょう。
「テストの点数だけで評価してほしい!」と思う人もいるかもしれませんが、社会に出れば、完全に数字だけで評価される仕事は多くありません。
営業職など一部の完全成果主義の仕事を除けば、どんな職場でも上司や同僚との関係性やチームでの働き方など数値化できないものが評価対象になることは珍しいことではありません。
これは、「お世辞を言え」とか「ゴマをすれ」ということではなく、「人間関係を円滑に保つスキル」も立派な能力だということです。
むしろ、英語や数学ができるよりも“コミュニケーション力”の方が大事になる場面も多いのです。
※もちろん、「英語や数学ができなくていい」と言っているわけではありませんよ。笑
だからこそ、
学校の先生ともちゃんとコミュニケーションをとって「この子には、できるだけいい評価をつけてあげたい」と思ってもらえるような生徒を目指しましょうね。
さてさて、もうすぐ学校の三者懇談が始まる時期ですが、テストの点数以外で減点項目がないことを祈っていますよ。
提出物で出ていないものがあります…。
なんて言われた日には・・・( º言º)
それでは、本日はこのへんで!