こんにちは、一井です(´ー`)
昨日の中1の英語の授業では、
少しざわつく瞬間がありました。
これまでの小テストで満点しかとってこなかったあの子が…
まさかの不合格。
一瞬、教室が「えっ!」という空気に包まれましたね。
一夜明けて、今日自習に来ていた中1が、
「俺、アイツに勝ったの初めてや。採点しててマジでびっくりした…。」
と話していました。
(悠学舎の小テストは、生徒同士で交換採点をする仕組みです。)
皆さんに知ってほしいこととしては、
点を取っている人は「頭がいい」のではなく、「勉強している」ということ。
俺とアイツは違うから。
アイツはもともと賢いから。
・・・
本当にそうか?
18時以降のアイツの生活をしってるかい?
ゲームにログインしていない時間のアイツの生活を知っているかい?
塾や学校で実施される暗記物の小テストなんて、
時間を割いて準備をすれば、全員が満点がとれるように作られているテストです。
満点をとり続けているということは、
満点をとるだけの努力を、
毎回、毎回きちんとやっているんだよ。
目の前にある結果の差を、
「努力の差」ではなく、「生まれ持った何かの差」のせいにしている人は、
考え方を変えない限り、
できない言い訳、自分が劣っている言い訳を探す人生になってしまう。
言っちゃ悪いけど、
公立の中学校にいる人たちは、
ごくごく普通の人ばっかりだよ。
賢そうに見える人だって、
頑張って覚えたことをしっかり忘れて、
「あ”~忘れた!もう!」って覚え直しているし、
しょーもない計算間違いでバツがつくこともある。
私たちが大人げなく、習っていない範囲の問題を出したら解けない子たちばっかりよ。笑
友達の見えている面だけが、その子のすべてじゃないよ。
いつも一緒に遊んでいるからといって、家に帰った後のことは知らないでしょ?
あなたが毎日30分勉強をしているとして、その子は毎日2時間勉強していたら、1日あたり90分の差が生まれている。
1ヵ月で、2700分(45時間)の差が生まれる。
3か月で、135時間の差が生まれる。
テスト直前の1週間、必死に毎日8時間勉強をしたとしても、8時間×7日で56時間。
この135時間の差は埋まらないわけさ。
言ってることを鵜呑みにするなよ。
「全然勉強してない。」っていいながら、家や塾でめっちゃ勉強している子もいるし、
(その子にとっては)全然勉強していない。ってだけで、
「昨日は、2時間しか勉強してない。(平日はいつも4時間は机に向かってるのに…。)」って場合もありますからね。
まぁ、何が言いたいのかと言うと、
「アイツは賢い」とか、「俺とは違う」とか、
自分が勝てない理由を分析して説明する暇があれば、
どうすれば勝てるか、
引き分けに持っていけるか、
を考えて行動してみなさい。
ってことやね。
では、本日はこのへんで(・ω・)ノ