【姫路市の学習塾】悠学舎 英賀保駅前校
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2025年5月24日
塾長のつぶやき

『ちゃっかりしている』と言われるような高校生になりましょう

高1の皆さん、高校での初の定期考査お疲れ様でした(´ー`)

いかがでしたか?

中学校に比べて科目数も多く、テスト期間も長くて大変だった…と感じた方が多いのではないでしょうか?

特に、国公立大学への合格を目指す指導をしている高校の場合は、

テスト範囲は中学の頃よりも圧倒的に広く、

課題の量も中学の頃とは桁違い。

中学校のテスト問題のレベル・テスト課題の量が、まるでお子様ランチのような可愛さだったことに気が付いた人もいるかもしれませんね。笑

提出課題に追われ、自分の理想とはかけ離れた状況で、試験当日を迎えてしまった人もいるのではないでしょうか?

今回の中間考査の経験から、

・どのワークが提出課題になるのか

・中学と同じ取り組み方だとテスト勉強の時間が足りない

ということがわかったと思います。

期末考査で、同じ轍を踏まないように、対策を考えて行動に移していきましょう。

「誰かに宣言したり、見られている方が頑張れる!」という方は、

「毎日、数学の例題を3題ずつ解くので、その証拠をLINEで送ります!」など、我々を使ってもらうのも大歓迎ですよ♪

また、高1の皆さんは、

自分が通っている高校の進路状況(進学実績)をよ~く見ておくこと。

ホームページに情報がある高校もありますし、詳細な情報は各高校の進路指導室で見られると思います。

・現役で国公立大学へどれぐらい進学しているのか。

・国公立大学と言ってもピンキリなので、自分が興味のある大学に進学している人は上位何%ぐらいにいるのか。

・私立大学は一人で複数の合格がカウントされるので正確な人数把握はできませんが、どの私立大学に合格している人が多いのか。(ボリュームゾーンは?)

・専門学校や就職への進路を選ぶ人はどの程度いるのか

よく言われることですが、

その高校に見合った大学に現役で合格するのは、上位3分の1程度です。

例えば、「西高に入れば、神戸大学ぐらいには合格できるのでは?」なんて思われている方もいますが、それは大きな誤解です。

神戸大学以上の学力の国公立大学に”現役”で合格している人の割合は、西高生の中で3分の1程度です。

令和6,7年度_姫路西_合格状況.pdf を参照。

皆さんが思っているよりも、大学受験は厳しい戦いであることを肝に銘じてください。

初めての定期考査を受けてみて『ぶっちぎりで学年1位です!』ということであれば、

過去数年の進学実績からの外れ値的な存在になれるかもしれませんが、ほとんどの人は過去数年の実績内に収まります。

自分のいる環境(高校)の現状と、自分自身の立ち位置を確認しておきましょう。

高1の1学期の皆さんに向けてこんなことを書いているもの、

私自身が『高1の頃から、もっと真剣に大学受験と向き合っておくべきだった』という反省があるからです。

私には、印象に残っているテニス部の後輩がいます。

後輩の名前をA助としましょう。

A助は、高1の頃からテニスに熱いタイプではなく、週2回は塾があるという理由で部活を休んだり途中で帰る後輩でした。

ある時、私は別の後輩から衝撃の事実を知らされます。

後輩B:「一井先輩、A助の塾は週1ですよ。しかも8時からなので最後まで部活にいても間に合います。」

一井:「え、じゃあ何でA助は、いつも早く帰ってるん?」

後輩B:「アイツ、勉強するために早上がりしてるんですよ。」

私はA助の『狡猾さ』と言いますか、『したたかさ』に感心させられました。

「塾があるので帰ります。」と言われたら、先輩としては「了解!」と言うしかないですからね。笑

高1の頃には、ずば抜けて賢いイメージがなかったA助でしたが、その後、A助は現役で大阪大学に合格して、今は二人の娘にとことん甘いパパをしております♪

高1の頃から、明確に勉強の優先順位を高めていたからこそ、現役で阪大に合格できたんだろうな。と思います。

高校生活は、

「真面目一辺倒」や「愚直さ」だけが正義ではないと思います。

時には戦略的に、要領よく行動することも大切です。

「部活・勉強・遊び、すべてに全力で!」という生活をすると、圧倒的に時間が足りないのが高校生活です。

多くのケースでは勉強が二の次になり、部活に膨大な時間を使った割には県大会止まりや”近畿大会出場”程度の成績となり、大学入試や就活の場面では、たいしたアピール材料にもならない。

高3で受験を終える頃に、あぁ…もっと勉強しておけばよかった。と気づきます。

勉強一色にしなさい。というつもりは全くありません。高校生活の一部として、部活も遊びも楽しめばいいです。

高校で築いた人間関係は、将来に繋がるといいますからね。

今、うちの塾にいる人は『塾に通っている』という事実を、上手に利用してほしいです。

たとえば、「週1回はがっつり勉強時間を確保したい」と思ったら、「毎週○曜日は、18時から塾の補講があるので早く帰ります。」とか、

週1回の塾通いでも、週2回に見せて、その1日は自学にあてるのも立派な戦略です。

私は、塾生の皆さんには、

『自分の将来につながることに、多くの時間を割けるような高校生活』

を送ってほしいと考えています。

ちゃっかりしてるわ。抜け目ないな。要領ええな。

そういった『したたかさ』を持った高校生も悪くないですよ( `ー´)ノ

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