こんにちは
塾長の一井です!
ついに・・・
ついに・・・
待ちに待った秋がやってきたのではないでしょうか(*’▽’)
涼しい!夜風が気持ちいい!それだけで嬉しい!
秋は短い季節ですが、程よい気候を堪能しましょう♪
さて、
先日、小学生の強化学習の時間に、市販の検定教材を解いていた生徒を発見。
普段は学校の宿題をやったり英単語や漢字テストの準備をしている子なので、
ちょっと気になりまして、
「検定の勉強してるやん!次回の検定受ける?」
と声をかけると、
「はい!合格したら新しいゲームを買ってもらえるんです(*’▽’)」
という勢いの良い返事が♪
いい感じにニンジン作戦が効いている子ですね。
本人もご褒美に釣られている自覚があるようで、
「ゲームのために頑張ります!」と勉強に励んでいました。笑
素直で良いですね。
『合格したらご褒美がもらえる』⇒『よっしゃ頑張るで』
こうやって素直に動ける子は、
これまでに勉強で結果を出せた経験があり、
ご褒美獲得(合格)までの道筋がぼんやりとでも見えている子。
『成功体験』という支えがある子と言えるでしょう。
それでモチベーションが上がったり、
新しいことを勉強するきっかけになるなら、
たっぷりニンジンをぶら下げてもらおうぜ!笑
賢くなってゲームもゲットできて一石二鳥や!
・・・
そうは言っても、
あんまり物で釣るのも良くないって聞くし…
勉強なんてやって当たり前なのに、それに対してご褒美を出すのってどうなの?
と躊躇しているご家庭もあると聞きます。
状況次第では良いのではないでしょうか?
理想は我が子に自発的に頑張ってもらうことですが、
うちの子、放っておいたら一生ゲームしてますけど?
死んだ魚の目で永遠にショート動画を眺めていますけど?
部活も中途半端だし、あなたは何なら頑張れるの?
どうしたらやる気を出してくれるの?あなたは…(泣)
そんな状況なら、
にんじん作戦もありじゃないですかね。
日々、塾でいろんな子たちと向き合っていますけど、
綺麗事よりも邪道の方が効果がある子はいます。
小学校の頃に全然勉強しなかった子が、
中学校生活で精神的に大人になり、自分で考えて勉強ができるようになる子もいます。
一方で、小学校から高校生になっても変わらない子もいます。
勉強と向き合うこともなく、とりあえず高校生になり、勉強にも部活にも夢中になれず、放課後は目的もなく友達とだらだら過ごしている人もいるのです。
我が子が年月の経過と共に大人になるかどうなるかなんてわからない。
指導をしていて
『待つことが大事』と感じる場面は多々あるのですが、
結局のところ、時が我が子の自立を促してくれるかなんてわからないので、親子で納得することならやってみましょう。
ただ、ご褒美やルールの決め方ってかなり難しいんですよね。
きちんとコミュニケーションをとって、両者が納得するものにしたいですね。
※反抗期真っ只中の我が子だったとしても求めているものはあるはず!
例えば80点をとったことがない子に「80点をとったらご褒美ね」と決めてもイマイチ効果がないパターンがあります。
それは、当の本人がどうすれば80点を取れるのかがわかっていないとき。
このブログの最初の小学生とは違い『ご褒美への道筋がみえていない』パターン。
この場合は、ご褒美を出す側が求めている動きはしてくれないでしょう。
そんな場合は、
途中経過も評価の対象にするのが有効です。
例えば、検定合格のご褒美が6000円のゲームソフトだとして、
検定ワーク1周目(ノートに解く)⇒1000円ゲット
検定ワーク2周目(書き込み)⇒2000円ゲット
検定ワーク3周目(間違えたところをノートに2回解き直す)⇒2000円ゲット
合格⇒1000円ゲット
合計で6000円確定!
みたいなのもありだと思います。
仮に不合格だったとしても、テストに向けて学習するプロセスを学べますし、やったことは無駄になりませんので、クリアした5000円分は負担してあげるから、1000円分は自分のお小遣いから出してね。
そんなイメージです。
うちはうちのやり方で、
我が子を賢くしてやんよ!
それでいいのではないでしょうか?
にんじん作戦も上手に活用すれば、勉強の仕方を学ぶきっかけに出来ます。
我が子のダラダラが目に余るようであれば、
学習戦略を見直してみるのはいかがでしょうか?