こんにちは
塾長の一井です。
実力テストの結果も概ね出そろったので、掲示用の桜を作りました(´▽`)
私としては点数面では少し物足りなさを感じた実力テストでしたが、偏差値はそこそこ出ましたね。
成績表を見てホッとした人も多かったのではないでしょうか。
偏差値に救われた…と感じた人は、
『次は絶対に満足できる点数をとる!』
そういう強い気持ちを持ってくださいね。
私たちとしては褒める材料が一つでも多い方がいいので、
偏差値も評価の対象としていますが、
点数が出なかったということは、
解けなかった問題があるのが事実ですし、
自分の属している集団(中学校)が賢いとは限りませんからね。
※賢くない集団に属していると、自分の実力以上に偏差値が高く出てしまいます。
ここ最近、私が気になっていることの一つとして、
「国語の偏差値が点数の割に高く出る」ということがあります。
学年を問わず、みんなが出してくれる成績表を見て、
『この点数でそんなに高い偏差値になるか?』と思うことも少なくありません。
国語は年々この傾向が強くなってきています。
本当に文章が理解できない人が増えているということでしょう…。
こちらは某中学校の実テ(中1)の国語の度数分布表。
この度数分布表を見て、
得点の散らばり方(どの層にも同じぐらいの人数がいること)と、
中1の夏で国語のテストが50点に満たない人が180人近くもいるという現実にぞっととしました。
言い方は悪いですけど、国語ですよ?
漢字や文法といった知識問題以外は、文章中に答えがある教科ですよ?
テスト問題も確認しましたが、
中1の1学期内容のため古文や漢文は出題されていなかったので、
文章そのものが読めない箇所はないと思います。
それでも解けない人がこれだけ多いということは、
日本語で書かれた文章を正しく理解できていない人が大勢いるということ。
・・・
うちの塾生にも、この内容が他人事でない人もいますね。
国語がやばいと思っているなら行動あるのみ。
国語を伸ばしていくために必要な要素である、
語彙力・読解力・表現力などは、一朝一夕に身に付くものではありません。
長期戦を覚悟して、漢検の学習を通じて語彙を増やしたり、毎日1題は評論や小説を解くと決めて取り組んだり、自分が出来ることを地道にやっていくのがポイントです。
国語の力は全科目に影響します。
頑張って取り組んで損をすることはありません!
早急に対策を。