本日は、中1・中2の夏模試を実施いたしました。
やっぱり模試はいいですね(*’▽’)
ブログで何度も書いているような気もしますが、模試の時の生徒たちは普段以上にいい目をしています。本気の目。
良い点を取りたくて必死なのか、悪い点をとったら怒られるから必死なのか…定かではありませんが、いい目をしている我が子を保護者の方々にも見てほしいぐらいです♬
復習が大事なのでしっかり解き直しまでやるんだよ!
この模試を踏み台にして、学校のテストの点数を上げてこ!
さて、表題の件ですが、
知識を着実に積み重ねていこうと思うと、
『攻め』と『守り』の学習を上手に使い分けるのがポイントだと思う。
新しいことを覚えたり、解けないものを解けるようにするのが『攻めの学習』
一度覚えたことや、出来るようになったことを忘れないようにするのが『守りの学習』
と私は考えているのですが、
このうちの『攻めの学習』だけで戦っている人が多いように思う。
力業でガンガン攻めても、
確かに伸びはすると思うけれど、
攻めの学習ばかりでは、気持ち的にしんどくなることもある。
「あんなに一生懸命覚えたのに…出来なくなってる」
「あの時は出来たのに…なんで?」
「昨日やったところなのに…もう忘れてる。」
こんな状況が自分だけだと思うと辛くなる。
安心してください。
残念ながら、みんな同じです!
人間は忘れる生き物ですから。
私もそう。
びっくりするぐらい忘れる。
めっちゃ大事やから覚えとこ!と思っても、次の日には「えーっと、あれよ、あれ…。なんやっけ?泣」
本を読んで「めっちゃええこと書いてある!」と感動したくせに、半日後には忘れている。泣
生死に関わるような重要なことなら本能的に忘れないと思うけれど、
数学の公式や社会の用語とか、テストに出るような内容は忘れたって死にはしない。
簡単に忘れるよ?
あなたが特別なわけじゃないよ?
しゃーない!
だからこそ『守りの学習』も必要だと思う。
忘れることに少しでも抵抗する。抗ってみる。
忘れにくいようにゴロ合わせを考えたり、自分の好きな何かと関連付けて覚えたりと、覚える段階で忘れにくい工夫をすることが一つ。
とは言え、すべてにおいてそんな工夫はできないと思う。
だから私は、
「人間だから忘れるのは仕方ない!」と割り切って、
覚えたいことは1冊のノートに集約することをおすすめしている。
テスト勉強をしながら、
忘れそうなこと、
覚えておきたいこと、
新しく仕入れた考え方をノートにメモする。
科目が混ざっていてもいい。
その1冊に、覚えたいことのすべてが詰まっているという状況が理想。
1日の学習を終えるタイミングで、今日メモしたことにザっと目を通す。
1日の終わりの段階で既に忘れているものもあるので、この作業で思い出させる。
勉強をしていて、
「何か疲れたな~」って時に、そのノートをペラペラとめくるだけで、思い出すきっかけが作れる。
勉強をしていて、
「あれや!この前覚えたやつや!えーっと何やっけ?」って時にも、そのノートを見れば、他の情報も目に飛び込んでくるので、一緒に思い出すきっかけになる。
寝る前に必ずそのノートに目を通すだけでも、失われそうになった記憶が蘇ってくる。
明日この箇所をもう一度復習しておこう。と学習のネタも見つかる。
攻めの学習はもちろん大事。
でも、こういった守りの学習も大事にしてほしいと思います。
せっかく頑張って覚えたことを、
少しでも頭に残す工夫をしていこう!
では(・ω・)ノ