こんばんは
塾長の一井です。
本日のブログは余談ではあるのですが、
考え方を変えると楽になることってあるよね。という内容です。
先日、友人とご飯を食べていたときの話です。
友人が「仕事のやり方の違いでやたら文句を言ってくる同僚がおるねん。やり方が違うだけで成果物は同じやのに。上司には何も言われへんのに、同僚にごちゃごちゃ言われるの意味不明やと思わん?笑」
と、愚痴をこぼしていました。
私は、どこの世界にも面倒臭い人っているよな。大変やな~。と相槌を打っていたのですが、
「その人さ、俺以外の人にもしょっちゅう怒っているから、何で怒ってるかを考えてみたねんけど、結局のところ『価値観の違いを受け入れる寛容さがない』から怒ってると思うんよね。可哀想というか…損な性格よね。」
と、友人は怒られている側なのに、めっちゃ冷静な分析をしていました。笑
私はその冷静さに笑ってしまったんですけど、同時に凄く納得できました。
考えてみると、
「怒る」にも種類があって、
親が子供に怒るときは、
『教育的指導』って意味で怒る(叱る)ことが一般的だと思うんです。
人を傷つけることだからやっちゃダメだとか、
子供の行動が危ないことだと伝えたいとか。
一方で、
夫婦だったり、職場の同僚だったり、
対等な立場の大人同士の人間関係で、
イライラする・または怒る⇔怒られるときって、
『教育的指導』ではなく『価値観の違い』が原因で怒っている場合が多い気がします。
この2つは性質が異なるのは明らか。
そして「価値観の違い」でたちが悪いのが、
生まれてから数十年かけて培われてきた価値観を変えること容易ではないということ。
私の年代でいうと30年、40年の蓄積…。そう簡単に価値観は変えられないだろうな…。
つまり、この場合はいくら怒ったって、イライラしたって相手は直らない可能性の方が高いということ。
ですので、
人間関係でイライラしたり、怒りたくなったら、
『このイライラは価値観の違いか?』と自問自答してみるのもありかもしれません。
それで『うん。これは価値観の違いと言えるな。』
と納得したのなら、
『怒ってもしょうがないか。イライラするだけ損だな。』
と考えてみれば、ちょっと楽になれそうな気もします。
それでも『価値観の違いを埋めたい』と思うのであれば、
怒るのではなく、話し合った方がいいですし、
そう思えたら相手への伝え方も変わってくると思います。
一方で、怒りの矛先をこちらに向けて怒っている人がいたとして、
怒っている理由に納得できれば自分が直せばいいですし、
「いやいや、それはあなたと私の価値観の違いじゃない?」と思うのであれば、私の友人のように『価値観の違いを受け入れる心の余裕がないんだろうな。』と思ってしまうのもいいかもしれませんね。
そういうのを真に受けすぎると、こっちが疲労しますし。
上記の話は、
勉強とは直接関係のない内容ですが、
子供たちは、保護者の皆さんがイライラしていたら、意外と感じ取っているものです。
「キョウ、ハハ、キゲンワルカッタ ((;゚ω゚))ガクガクブルブル」なんて言ってる子もたまにいますし。笑
保護者の皆さんの精神状態が安定している方が、
子供はのびのび勉強できますからね。
保護者の皆さんのイライラや、怒りが少しでも減るヒントになればと思い、今日はこんなブログにしてみました。
では、本日はこの辺で(・ω・)ノ