こんばんは。
塾長の一井です。
悠学舎のゴールデンウィーク休校も本日でおしまいとなりました。
塾生の皆さんは、いいお休みを過ごせましたか?
たくさん遊んだ人、だらだらした人、好きなだけ寝た人、学校の課題に追われた人、部活動をしている人は試合や発表会などで忙しかった人もいるかもしれませんね。
明日からいつもの生活を楽しんでいきましょう♬
休校中、私は屋久島に行っておりました(´▽`)
大自然の雄大さを存分に味わってきましたよ~。
豊かな自然に心が洗われただけでなく、大自然の中は電波が入らないのもいいですね♪
デジタルデトックスをして、俗世から離れる良さがありました。
今日のブログは屋久島の感想を綴ったもので、勉強とは全然関係ありませんがご興味ありましたらどうぞ!
屋久島は日本ではじめて世界自然遺産に登録された場所。
この島の興味深い点としては、
屋久島は花崗岩(花こう岩)が隆起してできた島で、もともと土がないってこと。
※中2、中3の皆さんは花こう岩がどんな岩石かわかりますよね♪
土がないのにどうしてこんなにも自然豊かになったのか?
理由は島が誕生した場所と気候。
屋久島の位置は暖流と寒流がぶつかる場所で、暖流の影響で水分を多く含んだ雲ができやすく、それが屋久島の山々にぶつかり、たくさんの雨を降らす。
※屋久島は1ヵ月で35日雨が降るとも言われています。
雨が多く降るので苔が育ちやすい。
岩石の上に苔が育ち、その苔の上に植物の種が落ち、苔の水分で発芽し、岩をつかむように根を伸ばし木々が育つ。
その木の上に更に苔が生えて、その苔を土台に植物の種が落ち、またその上で木や岩をつかむように根を張る。
そんな風に自然が育ってきた興味深い島なのです。
↓こんな感じです。
また、植生(土地に生きる植物)もとても興味深くて、
海岸部は沖縄(亜熱帯)の気候なのですが、山頂部は北海道(亜寒帯)の気候となっており、日本の北海道から沖縄の植物が分布しているんだとか。
屋久島は九州で高い山ランキングの1位~8位を独占するほど高い山々があり、だからこそ色んな種類の植物が生きられる環境なんですね。
登山をしていても、登り始めに見える植物と2時間、3時間と登った後の見える植物の様子が違うんです。だから景色がガラッと変わる。
興味深かったです。
ちなみに、屋久島は日本の南にあるのであたたかい島のイメージがありますが、冬には山頂部は雪景色が広がるそうです。冬も綺麗なんだとか。
ちなみに、私の一番のお目当ては縄文杉(推定樹齢2170年~7200年)でした(´ー`)
↑ この木が少なくとも2000年以上は生きているって凄くないですか!?
弥生時代に卑弥呼が生きていたころには、この場所に存在したわけです。
何千年も自然環境の変化に耐え、今も生き続けている。
木が大きすぎて、写真から凄さが伝わらなくてもどかしいです!
※感動を伝えた知人には写真の撮り方が下手だとも言われましたが…笑
この縄文杉は幹の太さが直径5.1mもあります!
直径5.1mがどれぐらいの太さかというと、
塾生がイメージしやすいように伝えると、
教室の前のホワイトボード2枚分で3.6mなので、授業をしている部屋の3分の2ぐらいの大きさをイメージしてもらえたらOK。
幹の中で授業ができてしまうぐらい太く巨大な木なのです!
すごくない!?
この縄文杉に辿りつくまで、
片道5時間ほど山登りをする必要があるので、なかなか大変でしたが、
それでも一見の価値がありましたね(´▽`*)
大満足です。
だらだら書いてもあれなので、
その他の雄大な自然の写真を以下に。
屋久島は「もののけ姫」の舞台になった場所なので、それっぽい風景もいっぱいありましたよ。
↑空気も音もいいのよ。川の水も飲める。
↑山道をとにかく歩く
↑木の苔から別の木が育つ
↑もののけ姫のワンシーンのヒントになった場所だとか、そうじゃないとか。
↑森の神様のようにも見える倒れた大木とそれを支える木々
↑こだまも生息しているとか、いないとか。
↑苔が好きになる場所
↑どうなってるかよくわからない木
↑雲の上はいつも晴れ
インターネットを通じて世界中の情報が手に入り、
綺麗な景色も楽しい場所も写真や動画で見ることができますが、やっぱりその場所に実際に行って実物をこの目で見て音や空気を肌で感じるのはいいですね。
塾生のみんなも大学生や社会人になったら、自分で稼いだお金でたくさん色んなところに行って五感をフルに使って本物をたくさん体験してきてくださいね(´▽`*)
画面で見ているよりもいいものですよ!
では、本日は以上。
また授業で会いましょう( `ー´)ノ