中3たちの私立入試や推薦入試の時期が迫ってきました。
昨日から推薦入試の出願も始まりましたね。
倍率が出だすと、いよいよか…。という気持ちになります。
毎年この時期になると、
推薦入試に向けた面接練習をしているのですが、
毎年、塾生に強く伝えたいこととしては、
話の内容も大事だけど、
『一番大事なのは、立ち居振る舞い。』
受験生たちは学校でも言われているようだけど、
面接で初めて顔を合わせた瞬間や最初の質問で悪い印象を持たれると、
どんなに素晴らしい内容を話しても最初の印象を覆すのが難しい。
人がコミュニケーションをとる際、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合で、相手に影響を与えるという心理学の法則があります。
[メラビアンの法則]
言語情報(話している内容)の影響は小さく、態度や表情も含めてどんな風に話すか(声のトーン、抑揚、スピードなど)がその人の印象を左右すると言われています。
第一印象がめっちゃ大事。
また、過去に推薦入試で合格してきた人たちが、
人とは違う個性を持っていたり、特別な経験をしていたり、部活で輝かしい功績があったのか、と言えば全くそんなことはありません。
受験生たちが、15年間の人生で経験してきたことや将来の目標に大差はありません。
そのため、話す内容はどうしても似たり寄ったりになります。
それでいいんです。
頑張ってきたことや自分が考えている将来について自信を持って話せば。
高校の先生方もそのことは重々承知の上で、志望理由書を提出させて面接を実施しています。
結局のところ、
面接も『準備をしているかどうか』が見られている。
学校のテストと同じです。
出題範囲(よく聞かれる質問集)があって、同じように聞かれるだけじゃなく少し表現を変えられても答えられるか。その程度です。
突飛な内容で頭の回転を試されるような質問をされる高校の方が少ないです。
本気でうちの高校に来たいと思っているのか。
油断することなく入念に準備をしてきたのか。
本気でうちの高校に来たいと思っているのなら、それなりの準備はしているよね?
そういうことです。
推薦の面接は十分に準備してくるのが当たり前の戦いになるから、態度で印象を下げたり、基本的な質問にスラスラと答えられないのは論外。
まだまだ本番で戦えるレベルに仕上がっていない人もいますが、
練習することでまだまだ上手に(落ち着いて)話せるようになります。
面接中の姿勢や目線だって意識して練習すれば、今日より明日の方がよくなります。
たくさん練習したから、面接での減点はない。
入試本番は、適性検査(学力テスト・小論文)で勝負!
そういう状況に持っていこう。
推薦入試まで残り10日程、
自分に残された日々の時間を無駄にすることなく、
推薦入試・一般入試の勉強を両立させてほしい。
では(・ω・)ノ