実力テストの答案が返ってきている。
一番の衝撃は、
最寄りの中学校の中1の数学の平均点30点台ってこと・・・。
えっ?
この問題の平均点が30点台・・・?
低すぎる!
この学年の学力レベルに関しては、
以前から成績表の度数分布の散らばりを見て危惧していたけど、
ついに来たか。という感じ。
学年平均に安心していたら
絶対にダメだ。
平均点を超えたから大丈夫!って?
全然大丈夫じゃないから!!!
平均が30点台となると、
60~70点程度でも偏差値が高く出てしまうだろう。
絶対にそれに安堵してはいけない。
学力が低い学年の偏差値は、
他校を含めた受験の世界では全く当てにならない。
そういう環境にいる人は中1以外にもいるけれど、
こういう学年に入ってしまった人こそ、
定期的に模試を受けて常に外部を意識するようにしてほしいし、
塾で伝えている出来て当然の基準を必死に守ってほしい。
学校の友人の緩い基準に合わせていては、
知らず知らずのうちに学力が伸びる機会を失っていく。
全体的な学力が下がると、
授業のレベルも下がる。
授業のレベルが下がると発展問題を扱う機会が減り、
学校の先生が全体に最低限求めるレベルも下がる。
「ここまで出来たらいい。」って先生が言ってたもん。
と先生が妥協して決めたラインを素直に受け取ってしまう子もいるだろう。
他の学校では、その1つ2つ上の内容まで学んでいるのに…だ。
そういう学年に入ってしまった人たちは、
誰の言葉を信じるべきか?
何が出来るようにならないといけないか?
他の学校と比較して、
揺るぎないものは、
教科書であり、
与えられているワークやプリント。
教科書やワークにある問題は全部解けるようにならなきゃいけない。
単元テストや確認テストなどのプリントにある内容はすべて解けるようにしなきゃいけない。
「そこは出来なくてもいい。」
と、学校の先生が言ったとしてもだ。
塾生たちには、
学校の緩い基準に甘えることなく3学期を過ごしてほしい。
自分に厳しく。