冬休みも終わりに近づき、
本日は中3が外部会場で兵庫の入試形式模試を受け、
教室では中1と中2が模試を受けている。
中3は中学生活で最後の模試。
中3たちには話したけれど、
今回の模試でC判定以下が出ると黄色信号。
塾としてはGOサインが出しづらくなる。
そんなことを言われてプレッシャーに感じた人もいただろう。
言われなければ普段通り受験できて、いい結果が出たかもしれない。
でも、入試本番のプレッシャーは今日の比ではない。
これまでの受験生を見ていても、
模試でA判定を連発していて、意気揚々と入試に挑んだ結果、入試本番が過去イチ悪い点だった。なんてことは珍しいことではない。
普段、緊張なんて微塵も感じさせないような子でも、
やはり入試本番は『いつもと同じ』が難しい。
入試当日「行ってきま~す!」と表面上はいつも通りでも、精神面はいつも通りではいられない。
普段ならありえないミスも出る。
本番ってそれぐらい力を発揮するのが難しい。
入試に向けた最後の予行演習。
どんなに圧をかけられても、本番の緊張には到底届かない。
ここで力を出し切れなくてどうする。
多少のプレッシャーを感じつつも、
「あと2ヵ月このまま突っ走るぞ!」
そう後押しできる結果を持って帰ってきてほしい。
また、
中2や中1が今まさに向き合っている模試は、
基本的な問題が多く、平均点が55~65点程度になるように作成されている模試。
このレベルの問題を確実に得点する力を養うことが、受験における基礎づくりになる。
(※中3の模試は発展問題が増え平均点が40点台の科目も少なくありません。)
解き方がわからないもの・知識が足りないものは、自分の力のなさを実感して、明日からの学習に繋げてほしい。
毎回、模試の試験監督をしていて思うけれど、
模試中の塾生の目は普段とは明らかに違う。いい意味で。
ギアが上がる。本気になる。
中1・中2だと、
まだ模試は・・・と遠慮する人もいるけれど、
参加するからこそ得られる集中力だったり、粘り強さだったり、見たことがない問題との出合いがある。
成功体験かもしれないし、
失敗体験かもしれないが、
模試中には何らかの経験を得ている。
子供たちが経験を通じて得るものは多い。
いくら言葉で伝えても、痛い目を見て初めてわかることの方が多い。
授業中に「この問題大事やで~。」って伝えるよりも、1度テストで絶望させられた方が覚えているもんですし、反対に「できるから自信もって!」って伝えられるよりも、テスト本番で自力で解けた!って経験は何よりの自信になる。
その経験値を積むことには大きな価値がある。
今、模試に全力で向き合っているこの瞬間、脳はフル回転で答えを探している。
賢くなってるぞ!
さぁここから後半戦!
最後まで集中してやり切ろう(・ω・)ノ