テスト前の様子を見ていると、
中1と中2は全然違うな。と思う。
勉強をしている塾生が放つオーラというか雰囲気のことね。
授業の順番的に、
中1の自学の後に中2の自学を見るので嫌でも比較してしまう。
受験生 > 中2 >>> 中1
受験生と中2の雰囲気よりも、
中2と中1の空気感の方が違う。
中1と中2の1年間の差って大きいですね。
中2でテスト前にピリッと気持ちを入れて勉強できる人は中3でも大丈夫。
でも、
中2でふわふわしている人が中3になったからといって、急にピリッとするかというと違っていて、
いつまで経っても「ふわふわしてるな~。」という中3もいる。
そういう中3の中には、
12月の三者懇談で現実を突きつけられてようやくピリッとする。
という人もいる。
私たちからすると、
そのタイミングでは遅いんだけど「精神的に大人になろうよ。」と周りがギャーギャー言って簡単になれるものでもないので、その子にとってそのタイミングだったんだな。と思う。
中2の段階での取り組み方が受験期につながるという意味でも、
中1から中2の段階で、
精神面でも技術面でも多くの塾生に成長してほしいと思う。
やるべき時に自分を律する力。
一定時間、机に向かう集中力。
自分にあった勉強法。
点が取れるテスト準備。
間違いとの向き合い方。
過信ではなく、努力に裏付けされた自信。
などなど
中1から中2の時期にそういう力が育つかどうかで、将来進む道は変わってくる。
中1の1学期は全員が初めての9教科のテストで、
みんな似たり寄ったりの雑な勉強だったけど、
あれから約半年。
少しずつ取り組み方の差が出てくる時期。
中1は今回の期末で定期テストは3回目(期末テストは2回目)。
数回のテスト経験を経て、
準備の質が上がってきている子もいれば、
仕上がり具合は…まだまだだね。って子もたくさんいる。
テスト当日の受け方とかじゃなく
準備がまだまだ。
副教科とはいえ、
前日にせっせと教科書にマーカーで線を入れているようでは手遅れだし、
単語帳を作っている場合でもないし、ポイントをノートに書き出している場合でもない。泣
前日は作業じゃなくて、
頭をフルに使う『テスト勉強』をしないと。
漢字は前日にやった方が覚えれるねん。と前日にせっせと漢字ノートを仕上げている子もいるが「明日だけのため」に漢字を覚えてるの?
だから実テの漢字がボロボロなんよ?その勉強の仕方のせいだよ?
そのやり方で惨敗して、
準備が悪かったと気付いてくれたらいいんだけど、
そのやり方が良くないことに気付かない人もいる。
自分が書いた答えに×がつくのが嫌なのかもしれないけど、
少し要素の足りない答えを、
「これでもいいですよね?」
じゃなくて、自分の答えで足りない部分を素直に受け入れて、
テスト当日に模範解答が書けるように最善を尽くす。
テスト勉強の段階で自分に甘く採点して、
テストで×になるぐらいなら、
日頃から自分に厳しめに採点して、
テストで〇がつく方がいいと思わない?。
ワーク1周や2周で完璧になんてならないんだから、
3周、4周やれるだけの時間を作れるように前もって動く。
私たちは
気になることは言うだけ言って、
あとはその子が変わるか観察するのみ。
毎年、中1のテスト準備は課題だらけだ。
この中1たちが、これからどう伸びていくか楽しみだ(´▽`*)
いい準備が出来る人になっていこう。
別に頭がいいとか悪いとかじゃなく、
『十分に準備が出来る人』って社会人になっても重宝されますから。
テスト勉強を通じて練習していこ。