こんにちは。
塾長の一井です。
私、夢前川のサイクリングロードを通って教室に来ているのですが、ふと景色を見ていると彼岸花が綺麗に咲いておりました(*^^*)
緑の川原に赤の彼岸花は映えますね。
ようやく待ちに待った秋の到来。
では、本日の本題。
悠学舎は、
テスト前になると授業がすべて自習になる塾です。
各々がテストに向けた勉強をする時間。
自学自習にも
上手い下手(質の違い)がある。
小学生や中学生が勉強する様子を見ていて、
自学自習の上手さは年齢と関りがないことがよくわかる。
小6でも自学の質が高い人は高い。
中3でも自学の質が低い人は低い。
成績が伸びれば、自学自習が上手になるのか?
実はそうではありません。
自学自習が上手になるから、
成績が伸びるんです。
これまで宿題しかやってこなかった人と、
宿題以外のことに自分で考えて取り組んできた人とでは、
自学自習の質に差が生じるのは当然のこと。
実際にいるんですよ。
中3にもなって、テスト前に自習の時間を与えたら、
「課題は終わってるんですが何をやったらいいですか?」
って言うてくる人が…
「1回解いただけじゃ出来るようになってないでしょ。2周目やったり間違えたところの解き直しはしたん!?」
「もうワークに答え書いちゃってます!」
って。
ありえないでしょ?笑
悠学舎ではこういう生徒にならないように指導はしていますが、機会が与えられていなければ、こうなってしまう可能性があるわけです。
スポーツの世界で
質の高い自主練なしに勝っていけないように、
勉強の世界も
質の高い自学自習が結果をつくっていきます。
自学自習にも練習が必要なんです。
今どうすべきか自分で考えなさいよ。
自分の課題は自分で見つけなさいよ。
この時間で少しでも賢くなる方法を考えて実践しないさいよ。
時間を上手く使う方法を考えなさいよ。
・・・などなど。
時間と環境だけを与えられて、
突き放されて、
初めて自分の頭で考えはじめる子も多くいます。
ずっと手取り足取り面倒を見て、
やることを与えていては、
自学自習の力は伸びない。
また、自学自習が上手になるには、
精神的に大人になる必要がある。
自習の時間は、
何か与えられているわけでもないし、
適当にやっているふりをしていれば時間も過ぎる。
サボろうと思えばいくらでもサボれる。
精神的に幼く、
自分に甘いままだと、
楽な方へ楽な方へ流れていく。
以前勤めていた塾で、
うちの子は放っておいたらすぐサボるので、
やることを決めてそれをさせてほしい。
と言われたこともあります。
言わせてもらうと、
それを続けているから、幼いままなんです。
自分で出来ないままなんです。
これをやっていたら大丈夫だよ。
躓かないよ。
そうやって守られている子は、なかなか大人になりません。
周りの大人がすぐ助けたら、大きくは躓かないでしょう。
仮に躓いても、言われたことをしっかりやったのであれば自分事としては考えられないと思います。
「言われた通りにやったのにダメだった」=「そのやり方を指示した人の責任であり自分のせいじゃない。」
精神的に大人になるには、
自分に起こる出来事が自分事になる必要がある。
やらなかったら痛い目を見たらいいんですよ。
サボったらサボった結果しか返ってこないことを、出来るだけ早く知った方がいいんです。
やり方が下手ならちゃんと失敗したらいい。
子供たちは心の底では知っています。
これをやった方がいいんだろうな。ってことを。
ちゃんと環境を与えて放置すれば、何やかし考えてやります。
最初は、やり方が下手で口を出したくなることもありますが、
10言いたいことがあっても、言うのは1ぐらいにしてあとは我慢。
見守るのも大人の仕事。
成功も失敗も経験しながら成長しますから。
自学自習の質を上げていこう。
それが成績向上につながる。
塾なしでもやっていける自学力を身に付けよう。
そして、塾を卒業した後に、
自分で学び続けることができる人になれていてほしい。
それが悠学舎が目指すゴールだからね。
以上、本日は自学自習のお話でした。
今週と来週はテスト週間。
塾生たちよ、いい結果楽しみにしてるよ(´▽`*)