こんばんは。
最近、午前中は姪っ子(2歳)のお世話係に任命されている一井です。
姪っ子の相棒のメルちゃんはいつも病気で怪我をしている設定です。
頭が痛くても、お腹が痛くても、歯が痛くても、手足を怪我していても、聴診器でチェックされて最後には注射を打たれます。
ここ数日でメルちゃんが打たれた注射は100本以上に上ります。笑
現場からは以上です(・ω・)ノ
さて、
本日の本題。
数学の文章題が苦手でなかなか得意にならない。
という人の特徴を2つ書いてみます。
文章題に伸び悩む人の指導をしていて感じるところとしては、
❶逆算の考え方ができていない
❷その式が作られる理由を追求できていない
ここの2つの要素が大きいかなと思う。
※立式後の計算で間違える人は、もっと基本の力が足りていないので計算力をつけましょう。
最終的に何を求めたいのか?
それを求めるためには
どんな材料が必要で
どのように使う必要があるのか。
大事なのはそれを考えること。
ではもう少し細かく。
①逆算の考え方ができていない
最終的に○○を求めよ。
という問題に対して、
文章中に出てきたものを知っているやり方で組み合わせて○○にする。って方法は正しい解き方じゃない。
それで解けてしまうものもあるけど、それは本当の力とは言えない。
料理に例えるとわかりやすいかな。
==
【ミッション】
自然教室に来ています。
あなたは本日の夕食担当の一人です。
テーブルの上に食材があり、ジャガイモ・にんじん・玉ねぎ・肉・ハム・きゅうり・卵・牛乳・カレーのルー・調味料などがあります。
副菜のポテトサラダを作ってください。
==
こんなミッションだったとしよう。
これに対して、
数学が比較的得意な人は、
『ポテトサラダを作ってください。』
に着目して、
じゃあ…この中のジャガイモ・きゅうり・ハム・卵を使うか。
包丁、まな板、ボウル、ジャガイモ潰すやつとかあるかな~?
うんうん、作れそうだ。
という思考。
「ポテトサラダを作る」というゴールから逆算して、料理をスタートする。
作り出した時点で完成形がイメージされている。
一方で、
数学が苦手な人の多くは、
テーブルの上を見回して、
ジャガイモ・にんじん・玉ねぎ・肉…
ときたら、カレーっぽいな。
たしか切って…
えーっと…炒めるんやったかな?
…おっ?カレーのルーもあるやん!やっぱりな!
おお~いい感じにできた!
うんま!
あれ?ポテトサラダを作るのか?ん?
でも、ジャガイモ使っちゃったし…めっちゃいい感じにカレー完成したし…。
これで合ってるような…。うん。
作り始めはフワッとしていて、
なんかいい感じのものが出来たときに謎の自信が生まれる。笑
私から見た数学の文章題が苦手な人の思考はこんな感じ。
文章中に出てきた数字を使って、自分が知っていることをする。
その結果、何かそれっぽ数字が出て、それがいい感じの数字だったら完成。
料理に例えて
ポテトサラダをつくるように言われて、
カレー作ったらアカンやろ!笑
って笑えると思うけど、
数学となると平気でこれと同じことやってるのよ。
文章題は、
逆算をして根拠を持って解こう。
××を求めたいから、〇△の公式を使って解きました。
求めたい単位が[m]なので、まず[Km]を[m]に合わせました。
そういう理由が欲しい。
なんとなく解いてたら、実力問題が解けるようにならない。
明確な理由が言えないとダメだよ。
ちなみに…
数学で必要なこの「逆算する力」
大人になってもめっちゃ必要な力です。
大人になって働くとなると、
逆算ができないと周りの人に迷惑かけまくります。
ポテトサラダを作って!ってお願いして、
カレーを作る人と一緒に仕事したいですか?笑
・・・私は嫌です(-ω-)/
そいいう大人にならないでね。
ちゃんと数学で逆算する考える方を学んでほしい。
その❶は以上。
書いていたら思ったより長くなりそうなので
その❷は次のブログへ(・ω・)ノ