こんにちは。
塾長の一井です。
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
中学生たちは、体育大会に向けて日々行進の練習に励んでいるようで、
「暑いし嫌や~。笑」と言うてます。
今も昔も変わらないですね。
やたら厳しい行進の練習。
全員が出来ているように見えるのに怒られるやつです。笑
世の中は理不尽なのだよ。頑張れ中学生(/・ω・)/
さて、実力テストの結果が返ってきております。
ちょっとびっくりしているのが、
国語の平均点が低いこと低いこと・・・。
成績表は出ていないのであくまでも塾生情報ですが、
・A中の中1
・B中の中1
・C中の中2
今の段階で
3つ学年が国語の平均が40点台という噂…。
マジか・・・。
中3の実力テストならわからんでもないよ。
古文や漢文で難易度を上げたり、入試に向けて読みにくい評論を選んだとかなら。
中1の国語で、
平均40点台続出は、
そもそも授業中に話が伝わっているのか不安になるレベル。
だって、まだ古文や漢文もない、
説明文・小説・漢字・
ちょっと文法と慣用句 以上!
みたいなテスト。
中学校の国語科の先生も平均点の低さに
びっくりしているのではないでしょうか…。
恐ろしいことに、
A中やB中は1学年300人近くいるわけで、
平均が40点台ってことは、
極端な話、150人ぐらい0~40点台の生徒がいるかもしれないってこと・・・。
怖!
慣用句を使った例え話なんてしても、絶対に伝わらへん子いっぱいおるやん。
言うたら滑った空気になって、ギャグの説明をさせられるやつやん。
怖!
まぁ、うちの塾生の中にも、やっちまったな。
って人もいるんで、他人事ではないのですが・・・泣
ちなみに、
ここ数年、通塾を始める動機の一つに
「国語が苦手で…。」って小学生も少なくはないです。
文章を読んでも、
筆者が伝えたいことが読み取れない子がたくさんいます。
「これ・それ・あれ」が何を指しているのか見抜けない子がたくさんいます。
自分の言葉を文章にできない子がたくさんいます。
昔は、国語なんて出来て当たり前の科目だったとは思いますが、
今はそうではなくなってきている。
ちなみに、
どれぐらいを苦手と感じるべきか?というと、
小学生のカラーテストで80点~85点だと中学で困るかも><と思った方がいいです。
以前、小学生のこんな記事も書いたのでご興味あれば。
文章の読み方や解き方は、
塾でも教えることができますが、
根っこの『語彙』は小さい頃からの積み重ねで、とんでもなく差が出る部分。
小学生は漢字のテストもしますけど、それだけでは全然足りないのが本音(・_・;)
全員に本を読めとは言いません。
私も子供の頃は好きではありませんでしたし、嫌々読んでも頭に入りませんから。
本が嫌なら漫画でいいと思います。
まずは、
目から脳に活字を入れる機会を増やした方がいいと思う。
今は昔に比べて、
動画が増えて「音として言葉が入ってくる」ことの方が圧倒的に多い生活を送っている。
これは大人も子供も。
だから、目から文章を読む力が育つ機会が少ないんじゃないかな。
耳で聞いたらわかるけど、文章にされると頭に入ってこない。
これって子供たちのあるあるだと思います。
文章と睨めっこさせて、さっぱり意味が分からない子でも、
こちらが抑揚をつけて音読するだけで
「あー!そいいうことか!」となることもありますし。
まぁその状態では、
テストで解けないのでダメなんですが・・・。
今日のブログに
特にオチはありません(‘◇’)ゞ
国語の平均点が低い学校が多くてびっくりしたので、
ちょっと書いてみました。
では!