夢前川沿いの桜が綺麗に咲いてきました♬
自転車を漕いでいて気持ちがいい今日この頃です(*´▽`*)
さて、久々に通知表の評定分布を調査してみました。
前回同様、兵庫県のデータは見つからないので東京(R4入試選抜)のデータを参考に。
(兵庫県が非公開なのか、私が見つけられないだけなのか…。)
「絶対評価」と言われている今、公立の中学校でどのくらいの割合で5や4がついているのか?
特に兵庫県は内申点(通知表)が公立高校入試の半分を占めるので気になるものです。
データをグラフにするとこんな感じ↓↓↓
今回は5教科と副教科のデータを分けてみました。
どちらも相変わらず「3」の割合は大きいですね。
4教科なんて2人に1人は「3」がついているようです。
タイミングがあれば塾生に話したりもしていますが、
通知表の3は真ん中ってことじゃないぞ。
ってこともよくわかります。
例えば、
100人でマラソン大会を実施したとして、
80番の人でも5段階中「3」がもらえます。
※副教科なんて87番の人まで「3」がもらえます。
「3」だから大丈夫!なんていえないよね(・_・;)
このグラフから、学年で何%ぐらいにいたら「5」や「4」がもらえる。というのは計算すればわかるのですが、今日は偏差値と関連付けて見てみます。
テスト後にもらう成績表にある偏差値というのは、
自分が上から何%の位置にいるのかを知ることができる数字でもあります。
テストによってばらつきがあるので100%上記の通りというわけではありませんが、目安は決まっています。
ここからわかるのは、
通知表で「5」を取るためには偏差値60じゃ足りない。(61,62ほしい)
偏差値54,55ぐらいを取れたら「4」がつく。
偏差値53~42はみんな「3」。
5教科で偏差値41以下は事実上の「2」。
パッと見そんな感じでしょうか。
偏差値42と53はテストの点や解ける問題の質で見ると全く違います。
それでも5段階評価にすると同じ評価。
怖いことに入試の調査書上も同じ評価に…。
実際の通知表は、
テストの点数だけでなく、
授業中の態度や提出物の取り組み方、
小テストなども含まれるので、
定期テストの点が振るわなくても真面目に取り組んでいる人は実力以上の評価がつくこともあります。
これまでも、明るくて真面目な子(中2)で、担任&部活の顧問という最強の組み合わせの教科で定期考査の偏差値が56,57なのに通知表で「5」がついていた子がいました。
この5は嘘やで。笑
と失礼ながらツッコミを入れさせてもらいました。
本人曰く、授業中の小テストめっちゃ頑張ってるから!とのことでしたが…笑
もらえる評価は有難くもらえばいいですが、
実力以上の評価に甘んじないことが大事。
中3になると温情は消えますよ。
先の生徒も一番内申がほしい「中3の1,2学期」は、どちらも4しかつかけてもらえませんでした。
3学期の通知表。
中1や中2であれば、真面目に取り組んでいる人は、実力以上の評価をもらっている人もいるかもしれません。
そういう人は、4月から始まる1学期こそは、
ちゃんとテストで点をとって、実力&態度ともに評価にふさわしい人になりましょう!
学校の先生も、その方が嬉しいに決まっていますので( `ー´)ノ
以上、本日は通知表の評定分布のお話でした!
では(/・ω・)/
評定分布はこちらを参照:https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/03/24/10.html