こんにちは。
塾長の一井です!
テスト期間中の祝日である本日、たくさんの生徒が自習に来てテスト勉強に励んでおります(*^^*)
良き良き。
先日、予備校の関係者と話すことがあって、
「ここ数年、大学受験への意識がだいぶ変わってきましたよ~。予備校講師の仕事減るわ~。」
といった、ちょっとした嘆きを聞いてきました。
ここ数年の大学受験の大きな流れとして
『無理をしない受験』が増えているようだ。
「無理をしない受験」って言葉は、その方が使っていたので真似してみました。笑
「無理をしない受験」って私からすると、なかなかのパワーワード。
だって大学受験って「全国規模で倍率も高いし、多少の無理をして自分を追い込んで頑張ろう!」ってイメージがありませんか(・_・;)
「無理をしない・・・」ってどういうこと・・・?
つまりはこういうことですね。
共通テスト(旧センター試験)は受けない。
私大の一般入試も受けない。
推薦入試が使えそうな私大で早々に決める。
浪人は選択肢にはない。
少し前からこの風潮はあったけれど、
コロナが流行ったせいもあって、その傾向が加速した部分もあるのでは?と。
わざわざ(人の多い)都会に出て行かなくても、近場で同じことが学べればいいんじゃない?
遠くの大学は最初から選択肢に入れず、通える範囲で選ぶ。
これが女子だけでなく、男子の進路選択の基準にもなりつつある感じ。
塾で働いていると、
教材会社の新教材の力の入れ具合で、
勉強にも流行りがあると感じる。
需要が増えてくると、それに関する教材が増えますし。
小学英語が難しくなるよ!
と騒がれていた時期は小学生に向けた英語教材のラインナップがかなり増えたし、
今はその波は少し落ち着いて、
最近は、中学生の国語教材の波が来ている。
高校受験や大学受験において、
問題文を論理的に読み解き考える力が求められているからだろう。
最近の受験問題はとにかく問題文の量が増える一方だし…(;´Д`)
今日のメインは、ここ。
今、高校英語教材のラインナップが増えている。
しかも、
「教科書準拠の教材」
ひと昔前なら、教科書に沿った教材なんて大学受験の役にも立つかーい!
と一蹴していた。
でも、時代が変わってきていますね。
タイトルの”無理のない受験”
指定校や推薦で大学を決める人が増えている今、
高1の最初から定期テストで高得点をとって、
内申点をガッツリ獲得しておくことには価値のある。
だって、高望みをしなければ内申点だけで行ける大学もありますから。
わざわざ
「共通テスト」という大変なハードルを越えなくても大学にいける。
6教科8科目を全科目一定ライン以上の点が取れるように勉強するって・・・
めちゃめちゃ大変ですから。
ホントに。
でも、だからこそ
共通テストを潜り抜けないとたどり着けない
国公立大学の株が上がる。
って考え方もある。
とは言え、
名の通った私大の指定校推薦もらうのは簡単じゃない。
内申にこだわって毎回のテストを頑張るのも絶対に楽ではないですよ(/・ω・)/
こんな話を聞いたとて、私が何かするわけじゃないですが、
「大学受験、多少の無理はして自分を追い込んで頑張ろうよ!」とは思う。
多くの人が親に大学の授業料や生活費を出してもらう身なんだから。
なんとなく高校生活を送って、どっか近場で行けそうなところで。
なんて気持ちの子供に、年間数十万~数百万の授業料は高いよ。
そんなつぶやきでございました。
では、中高生はあと数日の期末テスト頑張りましょ!