用語や単語の意味がなかなか覚えられない人へ。
机の上で黙々と頑張るだけが、正しい勉強法じゃないよ。
松本先生がよく例に出すのが、
学校の同じクラスの人の「名前」がわからない人っていないでしょ?
(名前の漢字はわからない子がいたとしても、誰!?って人はいないでしょう。)
クラスの人の名前一生懸命覚えた?
紙に書いたり、名前を何度も言ったりして、頑張って覚えた?
誰もそんなことしないよね?笑
それでもなぜか覚えられる。
これって好きとか嫌いとか関係なく、
単純に毎日顔を合わせて授業中に先生に当てられたりして、
名前を聞いているうちに勝手に覚えちゃってると思うんですよ。
好きとか嫌いとか、興味があるとかないとか関係なく!
人間の脳って「これは大事だよ!」
ってわざわざ脳に教えてあげなくても、
「頻繁に見るもの、頻繁に聞くもの」
=「私にとって大事なもの」
=「覚えとこ!」
って、勝手に覚えるように出来ています。
スマホのアプリのアイコンの位置とか、
耳に入ってくるCMソングとか、
勝手に覚えちゃってるでしょ。
そういったみんなの脳の働きを勉強にも利用しちゃいましょう。
特に暗記ものは、机の上でやることだけが勉強じゃない。
覚えたいものはトイレやお風呂など、
自分の生活空間に積極的に登場させよう。
私も小中高の頃は、家中に何やかし貼りまくっていた。
松本先生のお家もそういう家だったって言うてますよ(*^^*)
中高生の私は、社会の用語や英単語・熟語の暗記がかなり苦手でかなり苦労した。
日本におったら英語なんか使わんやん。
歴史なんて学んでどうするねん。
と、逃げる言い訳ばかりで、どうしても興味がわかなかった…(;一_一)
それでも逃げてばかりいるわけにもいかず、
家のお風呂やトイレ、廊下、玄関に色んなものを貼っていた。
色々貼ってたけど、
記憶に強く残っているのは、
トイレにつくった「江戸時代コーナー」と廊下につくった「鎌倉時代コーナー」
あとは、玄関に10問程度の英熟語。
玄関のは受験期で、熟語を読んで和訳を唱えてから家を出入りするルールにしていた。
上記のようなコーナーを作ったのは成功だったように思う。
用語を全部正確に覚えられたか?と言うと、
全部は覚えられなかったように記憶しているが、
テスト中に、トイレにあったやつだから江戸時代だ!
って、そういう記憶の使い方ができたこと。
(教科書の右下に書いてたやつや!みたいなことね。)
脳が勝手に覚えてくれるように、
自然に目に入るように工夫するのも勉強だ。
パッと思いつく注意点は3つかな。
①貼ってしばらくすると風景になってしまうので、定期的なメンテナンスをお忘れなく♬
(場所を変えたり、覚えた用語は一旦はずしたり…)
②一つの場所に貼りすぎない!(20語も30語も一気に!は無理。)
③英単語の綴りや漢字は正しく書けるように、別で練習する必要あり!
何事も楽しんだ方が頭に入りやすいので、お家を自分色に変えてしまいましょう(*^^*)
覚える用語を書き出しているうちに覚えちゃった!ってこともあると思うし。
※このように接触頻度を上げる方法は「ザイオンス効果(単純接触効果)」が期待でき、
何度も出会ううちに、ちょっと好きになるという嬉しいおまけつきです(´▽`*)
覚えられへんわー。興味ないわー。って教科ほど、やってみてくださいな♬