こんばんは。
塾長の一井です。
今週は雪が凄かったですね…><
めっちゃ寒いし、路面が凍って行き帰りが怖いし、もう雪いらんぞ。
なんて思っています(-ω-;)
さて、表題のお話ですが、
先日、司法試験予備校の先生が書いた本を立ち読みしていて、
『再学習をなくす努力をしなさい。』
という文言が個人的に大ヒットしたのでブログに。
その先生曰く、
・勉強が下手な学生はとにかく再学習ばかりしている。
・再学習ほど効率の悪い学習方法はない。
・点の上がらない学生ほど、長時間勉強しなければならない学習法(再学習)を選択している。
と。
塾生の皆さんは、
「復習と再学習」の違いわかりますか?
特に中高生はこの違いはめっちゃ大事なんで絶対に知っとこ。
例えば、
初めて「都道府県名をすべて覚える」という学習して、2時間かけて場所と名前は完璧に言えるようになったとします。
《パターン①》
勉強を終えてから1時間後、もう一度完璧に言えたらクリアとします。
まず間違いなく2時間より短い時間で終われますよね?
記憶に残っているはずなので、早ければ15分とかで終わるかもしれません。
これは復習です。(1回目の学習の効果により短い時間で知識を取り戻している。)
《パターン②》
勉強を終えてから1週間後、もう一度完璧に言えたらクリアとします。
ほぼ0から覚え直しになる人がほとんどじゃないでしょうか?
また2時間かかるかもしれませんね。
こっちは再学習です。(1回目の学習の効果がほとんどなくなってしまっている。)
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復習と再学習は、全く違う。
再学習は1度目の学習に価値がなかったということになる。
勉強のやり方が下手な人は復習の頻度が低いため、
ほとんど忘れてからの学習となり、
結果的に最初に学んだ時とほぼ同じ時間をかけて学習をし直している。
つまり、毎回再学習になっている。
復習に取り組んだ際に、今回の取組みを復習と呼んでいいのか?
それとも再学習になってしまっているのか?
は常に意識するべき。
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みたいなことが書いてあった。
うちの塾生にもいるなー。と思いました。
誰かと言うと、月曜日に出した宿題を、次の日曜日や月曜日の塾の時間の直前にしているような人ね。
授業の内容を忘れていても教科書やノートを見直して真面目にやっているかもしれないけど、
月曜日の宿題を次の日にしたら、絶対にもっとサクサク進んで短い時間で終わるのに・・・。
宿題をするのに1時間かけるか、30分で終わらせるか。
30分の方がいいに決まってるのに、勉強が嫌いだとか言う人ほど、1時間かかるコースを選ぶよね( ̄ω ̄;)
勉強が嫌いとかいいながら、実はたくさん勉強したいのか?笑
勉強が下手な学生はとにかく再学習ばかりしている。
点の上がらない学生ほど、長時間勉強しなければならない学習法を選択している。
これはグサッとくるね。
ホントにその通りだと思う。
宿題は授業の翌日にするのがいいよ。
漢字や単語は1週間かけて毎日15分ずつでもいいからコツコツやる方がいいよ。
楽して賢くなる方法を教えているのに
なかなか取り入れてくれないんだな~。
ところで、勉強してから何日経ったら再学習になるの?
というのは間違いなく個人差があるし、
その人の中でも定着度合いは教科によってバラつきがあると思う。
好きで興味がある科目の方が、知識が長持ちしそうだし。
だからこそ、
復習をしていて、
「今、再学習になってるわー><」
って思ったら、その科目の復習の頻度を上げる必要があるということ。
それが一つの目安だろうね。
効率よく勉強するためにも再学習を減らす努力をする。
この考え取り入れていきましょう♫