中3の入試が近づいてきて、自習スペースや家で過去問を解いている人が増えてきましたね。
重たい質問も増えてきました。笑
まぁ、それだけ一筋縄では解けない問題と向き合っているということだ。
全然解けないと焦ることもあるよね(T_T)
追い打ちをかけるつもりではないけれど、
「過去問が解けること」がゴールじゃないからね。
ゴールはもっと先。
だから、上の写真は嘘ってことね。笑
過去問が解けて、完璧なわけあるかい(/・ω・)/
だって過去問って・・・
入試本番で99%出ない問題の寄せ集め。
だよ。
使い方を間違えちゃダメ。
過去問から読み取るのは「傾向」
例えば数学だったら、
大問1は、基本計算
大問2は、関数や連立の文章題
大問3は、1次関数と確率の融合問題
大問4は、2次関数と図形の融合問題
数年分を確認をして、
ほー。毎年こんな感じか~。って大枠を把握する。
そして、実際に解いてみて、
今の自分にとって足を引っ張りそうな単元を把握。
この単元が最優先に取り組む箇所。
では、ここに出ていない単元を勉強しなくてもよいか?と言われたら、
全くそんなことはないけれど、
基本的に情報源は他の受験生も同じ。
(受かろうという気持ちがある子はまず間違いなく数年分の過去問を解いている。)
と、いうことは今年急にパターンを変えられて困るのは周りの受験生も同じ。
だから、
最低限、例年同じパターンで出題されたら、
「よしよし、想定通り。」
と思えるぐらい対策をしておく方がいいよね。
ステップとしては、過去問の問題を解けるようにした上で、
(ここで止まったらダメ。)
例えば大問4が苦手な人は、
2次関数と図形の融合問題の類題を、
自分の手元にある問題集から探し出して、対策しまくる必要がある。
自分が持っているものをやり尽くしたら、学校や塾で「これに似た問題ないですか?」って聞いて、別途もらうのもあり。
大事なことなので、もう一回。
過去問と全く同じ問題は出ないよ!
過去問で点が取れるようになりました。
「よし。大丈夫。」じゃないからね。
根っこを理解しないと本番で解けないんだから、
似た問題を意図的に選んで解く。
理科の授業の時にはうるさく言っているけど、
目の前にある問題が解ければそれでいいのではないよ。
その問題から可能な限り考える。
過去にどんなパターンで出されて嫌だったか。どう来たら自分が解けないか。
「今回、不完全な酸化の問題が出なくてよかったー!」
で終わる人より、
「今回、出なくてよかった。出たら解ける自信ないから問題探して復習しとこ。」
って動ける人の方が100%賢くなるから。
高校受験は一生に一度。
「これでいいか。」
じゃなく、
「ここまでやったんだから、悔いはない!」
ってところまでやり切ろう!