受験生にとって、1学期の通知表を大きく左右する6月。
受験生はこの6月の重みをしっかり理解しておこう。
中3生の1学期のテストは実力テストを含めて、
多い学校で4回
少ない学校だと3回
実施される。
そのうちの2回が6月にあるのだ。
1学期の評価の半分近く、副教科のことも考慮するとそれ以上がこの1ヶ月に詰まっていると言える。
内申点に大きく響く6月。
受験生には、とにかく気合を入れて頑張り抜いて欲しいひと月である。
受験勉強はマラソンに例えられることが多い。
ゴール地点は色々あって、
3km地点、5km地点、10km地点、20km地点、30km地点…。
どこのゴールを目指しますか?
20km地点ですね。
わかりました。
時間内にゴールした先着200人は高校に入学を許可します。
ただし、10km地点にチェックポイント(内申点チェック)があって、
その時点で300位以下の人は、先着200人に入れる可能性が低いのであきらめた方がいいですよ。
そんなイメージでしょうか。
受験勉強に、よーいドンの合図は鳴らないよ。
ちゃんと走り出していますか?
周りは走ってないから大丈夫とか思ってる?
ライバルの大部分は他校にいることを忘れちゃダメだよ。
普通のマラソンと大きく違うのは、走れば走るほどスピードも上がるし、体力もつくのが受験マラソン。
早く走り出した方が絶対に有利。
1日も早く本気になろう。
勝負の6月の始まりだ。
今までにないぐらい頑張ってみよう。
1学期の頑張りも、学校の先生たちはしっかり見てくれるからさ。