2月に入り、
悠学舎の小6には
「小学校範囲の復習をしながら、中1の予習も進めていく。」
という多少ハードなスケジュールで頑張ってもらっている。
悠学舎の小学5,6年生のみんなが、
このブログを保護者の方から読ませてもらうことがあったら、
今やってることが、中学校での勉強に繋がってるんだな。
ふむふむ。頑張るぞ!
と思ってくれると嬉しい。
小5の勉強は小6に、小6の勉強は中1につながっているだよ。
ちなみに、小学校で学んでいる算数と、
中1の数学がどれくらい関連があるかというと…
下図の小6の単元表と中1の単元表を見てもらえれば、少しはわかるってもらえると思う。
名前が似てるな~!
とか
ほとんど、同じやん!
って思いません?
そのリアクション、大正解です。
単元名を見てもほとんど一緒。
中1で真新しいのは「正負の数」ぐらい。
今は小6で当然のように文字(xやy)が出てくるので、
私たちや保護者さん世代の「文字が出てくる=中学生」とは言えないですしね。
そういうわけで、
中1で学ぶ内容の7割近くは、小6で学ぶ内容の2周目になります。
負の数という考え方が入るだけで、学ぶ本質はほとんど同じなんです!
だから、
小学算数の理解が浅ければ浅いほど、中1数学でつまづく可能性は高くなる。
同じこととは言え、
小学校の頃よりも応用力が問われるし、授業ペースは速いですから。
小学校でそんなの習ったっけ?みたいな状態だと置いていかれちゃう。
私は塾での指導を通じて
たくさんの中学生と関わってきたけれど、
中1の数学で躓く生徒の多くは、
実は中1でわからなくなっているわけではなく、
小学校の時に理解が浅いまま、なんとなくやり過ごしてしまった。
そんな子に多い。
〇〇の単元がよくわかっていない。って場合もそうだし、分数や小数計算からは逃げてきました。とかね。
特に小5で習う『割合』『速さ』『平均』、小6で習う『文字と式』『比例反比例』あたりがあやふやだと、まず間違いなく中学校で困ります。
今、小学生のみんなは、
「なんとなくわかった!」で満足しないようにね。
「何でかわからんけど、正解した!」みたいな問題こそ、遠慮なく質問してくださいね!
今、少しでも理解を深めておかないと…
中学校で痛い目を見るよ・・・(;´・ω・)