こんにちは。
今日は訳あって朝から6km歩いた一井です。
近隣の中高生は昨日で期末テストが終了しましたね。
きっと今日は思いっきり羽を伸ばしてるんだろうな。笑
ん?遊びと勉強とメリハリをつけた4連休を過ごしてくれていれば文句はないよ?笑
1ヶ月程前の慧真館さん(神奈川県の塾)のつぶやきの内容に、共感できる部分があったので、私も「質問すること」について思うことを書いてみます。
(慧真館さんtwitterの内容をお借りします!)
子供が塾や学校で質問をしないのってなぜなの?
私の経験上、下記のようなまとめになります。
☆一般的に考えられている、子供たちが質問しない理由☆
①質問するのが恥ずかしい。(人見知り的な意味で)
②質問するのが恥ずかしい。(問題のレベル的に)
③質問し辛い。(講師や塾との関係性が△)
④どこを質問したらいいかわからない。
この4つは保護者の方々との面談でも話題に上がります。
「我が子が少しでも成長できるように。」という保護者の方々の清い心から出てくるお悩みです。
もちろん、勉強を頑張りたい!理解したい!という気持ちを持った生徒たちもいますが、生徒全員が上の4つに当てはまっているわけではありません。
なぜなら、これはその生徒が「わからない問題が解けるようになりたい!」という気持ちがある前提のお話。
※実際のところ、下に当てはまる生徒たちも多い(;一_一)
★親の思いとは裏腹に…子供たちが質問しない理由★
⑤これは私には解けなくてもいい問題!と勝手に決めている。
(100点目指してるわけじゃないし。)
⑥答えは知りたいけど…先生に質問すると解き方や別のところまで突っ込まれて面倒だな。
⑦何でかよくわからんけど、答えが〇〇になるならそれでいいや。覚えよ。
⑧今はよくわかってないけど、面倒臭そうやからまた今度でいいや。赤で書いとこ。
⑨1秒でも早く宿題・課題(勉強そのもの)を終わらせたい。質問する時間がもったいない。
⑩本当に質問する必要がないと思っている。(答えがわかったらいいやん。)
親は『我が子は質問したいけど、出来ないみたいだ!どうしたらいいのか(T_T)』
と頭を悩ませているというのに、
一方子供は『解き方はどうでもええから、一刻も早くこの問題の答えを埋めたいんだ!』『別に全部解ける必要なんてなくない?』
親の思いはさて置き、そもそもこの生徒は質問したいと思っていない。
この場合、親や塾がどれほど環境を整えても「我が子が質問しない問題」は解決はしない。まずは我が子の「考え方」を何とかしないといけない。
当たり前ですが、面倒臭がらずに質問してくる子の方が伸びるし、理解できれば暗記しなければならない事も減って、結局は勉強が楽になる。
そのことを頭でわからせるために、一言で伝わる何かは…今のところなさげ。
質問する利得を、そして質問しない損失を味わってもらうしかない。
質問をしてこなかったとしても、うちは追及するけどね。
気付ける範囲でしかできないけど。
定期テスト前の強制自習は、私たちがそれに気づくためにもやっている。
定期的に巡回して、解いている内容や解き方、赤で書いている箇所を確認して「質問って言うかな?」って近くでちょっと待ってみたり「数学の〇番の問題、真っ赤っかやったけど、質問ないの?」って煽ってみたり…笑
こうやって目の前の生徒を見ていると、わかるよね。
その子が「理解する」>「終わらせる」なのか「理解する」<「終わらせる」なのか。
どっちのステージにいるかで、勉強に対するアプローチの仕方は変わってくる。
早く「理解する」>「終わらせる」のステージにおいで。こっちの方が圧倒的に勉強効率がいいから。
本日は、「子供たちが自分から質問しない理由」というテーマでお届けしました。
ではまた!