怒っても成績って伸びないんですよね…。
こんばんは。
塾長の一井です!
松本先生がテストの点が思うようにとれなかった塾生と話していて、
文脈は全然聞いていなかったのですが、
「怒って伸びてくれるなら、俺は教え方より怒り方の練習するわ(`Д´)」
と話していて、
そうなんだよな~。なんて思いながら聞いていました♬
これまでの経験上、
『テストの結果』に対して怒っても、
びっくりするぐらい効果はありません。
一見、効果があったように見えるケースもありますが、
そういう人は誰かに怒られる前に、
既に自分で反省ができている人。
だから実際は、
「怒った」 → 「成績UP!」
ではない。と私は考えています。
怒ってでも思いが届いてほしい人って、
自分で反省ができない人や自分で反省をしない人だと思うんですが、
こういう人に怒った時に一時的には反省した態度を見せますが、
根っこでは反省していない。というよりも反省する理由がわかっていない時もあります。
(そもそも点が取れないのは学校の先生が悪いとか、この教科はテスト勉強をやってないから仕方ないとか、やってもこの点だから仕方ない。と、頭の中では「できない理由探し」「自分を守る言い訳探し」でいっぱいの人もいます。)
そんな自分と向き合おうとしていない人に怒ったところで…
怒っても疲れるだけで効果がない。
我が子の悪い点数を見て、
思わずガミガミ言ってしまった経験のある保護者の方もいるはず。
怒られているその瞬間はしょんぼりしている我が子。
でも次の日、ケロっとしてませんか?
サッカーの本田圭佑か!ってぐらい切り替えが早くないですか?笑
それから1週間後には、怒られたことが嘘のような生活をしていませんか?
多くの中学生がそんなもんです。
怒っても、ガミガミ言うても、人間なかなか変わりません。
結果に対して怒るって、
「悪いテストを出すのが憂鬱になる。」
ってぐらいの効果しかない。と私は思っています。
でも「怒らない」のと「無関心」なのは全く別物です。
我が子の結果には興味を持ってほしい。
結果が出なかったことには必ず原因があります。
日々の学習かもしれませんし、テスト勉強の仕方かもしれませんし、テスト当日の立ち回りかもしれません。
テストを終えるまでの過程に、何らかの問題があるはずです。
爆発しそうな怒りを抑えて冷静に、
次のテストに向けて学習習慣の改善に力を注ぐ方が、長い目で見ると効果が出ると思います。
例えば、
社会の用語、国語の漢字、英単語などの暗記をサボるせいで成績が下がってしまったとしたら、
まずは2日に1回は暗記科目に取り組む時間を決める。というのもありでしょう。
「月・水・金・日の20時~21時は必ず社会の○○の問題を解く」など。
具体的に決めると実行できる子も多いです。
毎日バタバタして我が子の学習習慣まで頭が回らなさそうな方は
スマホのアラームをセットしておくのがおすすめです。
毎日スマホのアラームが鳴ったら
「はい!今から1時間社会ターイム!やるよー!」
って言えますしね♬
毎日20時になったら勉強開始のアラームが鳴る家って、
家族で戦っている感じがしていいじゃないですか(*^^*)
学習習慣を改善したからと言って100%結果が出る保証なんてありません。
でも、こういうのって何か変わるんですよ。
この作戦はイマイチだったので、次はこうしてみようか。って次に続くんですよね。
怒っても1週間後には元通り!
ってやり方よりも、
何か変わる方向に持っていきましょ(´▽`*)
今日はそんな感じで♬